「レインマン」トレーダーがLIBOR不正操作により禁錮14年の有罪判決

by Forex Magnates at 4 August, 2015 カテゴリ: その他 | 海外その他

Regulation

円LIBORの不正操作に積極的に関わったトレーダーのうちの一人に、禁錮14年の有罪判決が出た。Tom Hayes氏はUBS Group AG とCitigroup Inc. に勤務していた時、指標貸し手金利であるLIBORを違法に操作していた。

Hayes氏が意外にも無罪を主張したにも関わらず、判決は満場一致だった。

同氏は2012年12月、円LIBORの不正操作に関わった疑いで、ロンドン市警察と重大不正捜査局(SFO)により逮捕された。

同僚から自閉症である映画の主人公の「レインマン」というあだ名をつけられたHayes氏は、約10社の25名のトレーダーやブローカーが関わったLIBORの不正操作における、中心人物のうちの一人であったとされる。

Hayes氏は同容疑で有罪判決を受けた最初の一人であり、イギリスの金融犯罪史上、最も重い実刑判決となった。

米国への身柄引き渡しを回避するため、同氏はイギリスの捜査当局に全面的に協力し、容疑を認めた。同氏はまた、彼の行為は全ての銀行で広く行われている慣習である、と述べた。

SFOが予期していなかったことに、同氏は後になって無罪を主張した。彼の答弁によると、米国の法律にのっとれば90年間の禁錮刑を受ける可能性があると圧力をかけられたため、イギリス捜査当局に対し、実際以上に拡大した供述をした、とのことである。

Hayes氏は後に、円LIBOR不正操作の容疑を否定した。サザーク刑事法院の陪審員団は説得されなかったようだ。

同氏はキャリアの中で、勤務先に多額の利益をもたらした。UBSでは3年間で$260百万の利益を上げた。2010年にCitigroupに移ると、同僚が経営陣に彼のUBSでの手法を通報し、Hayes氏は解雇された。

 





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