ギリシャ株式市場が本日取引再開へ

by Forex Magnates at 3 August, 2015 カテゴリ: 海外総合

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ロイターの報道は先週、新たな取引ルールを打ち出す財務大臣の命令に伴い、今週にもギリシャの株式市場が取引再開する可能性に対し、同国の証券当局者が楽観的な見方をしていると伝えた。

6月29日以来、銀行は閉鎖され、経済危機が続くギリシャからの資本逃避を防ぐため、ATMからの預金引き出しや海外送金の制限などの資本規制が敷かれた。

多くの金融規制のうちの一つがアテネ証券取引所(ASE)で、国内投資家による取引が行われれば資本流出に拍車がかかるとし、5週間取引が停止されている。

先週何度か取引再開が延期されたが、ギリシャ資本市場委員会のKonstantinos Botopoulos委員長は、月曜日にも取引が再開されることに楽観的な見方をしている。「我々は月曜日の再開を目指しているが、再開に必要な財務大臣の決定を待っている。」

欧州中央銀行の承認を経た新たなルールでは、外国人トレーダーは従来通り取引できるが、国内投資家には制限がかかる可能性がある。具体的には、株式を購入するに当たり、現在保有する現金を使うことはできるが、ギリシャの銀行の口座からの新たな現金引き出しは制限される。

取引停止から姿を現した市場がどのように動いていくか、アナリストたちはすでに先を争って予想している。当初の予想ではギリシャ株式には逆風が吹くとの見方だ。実際、アメリカに上場しているギリシャ株式関連の商品はここのところ大幅に下落している。

米国市場に上場しているギリシャ企業から成るGREK 上場投資信託 (ETF) (GREK.K) や、National Bank of Greeceの米国上場株式(NBG.N; NBGr.AT)はASEが6月に閉鎖されて以来、20%下落した。

取引が再開されることに関し、WallachBeth CapitalのIlya Feygin社長はフィナンスマグネイトに対し、取引所が再開されれば、彼の予想では「ASEインデックスは625から645の間で取引が始まる。これは6月26日につけた797.52と比較し19.1%から21.6%の下落だ。そこからどのような値動きになるのかは、欧州中央銀行に対する債務支払いが8月20日までないため、ギリシャ与党連合の政治的ニュースに左右される。

当局は取引が再開されれば事態を注視し、値動きが激しければ一時的に株式の取引停止を命じる可能性がある。





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