SFCが野村香港にHK$4.5百万にのぼる罰金支払いを命ずる

by Forex Magnates at 31 July, 2015 カテゴリ: 海外総合

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香港の証券先物委員会(SFC)は元トレーダーに重大な不正行為があったことを速やかに報告しなかったとして、Nomura International (Hong Kong) Limited(野村香港)に対し懲戒処分を行い、HK$4.5百万を罰金として科した。

野村香港は日本トップの証券会社・投資銀行である野村ホールディングス (NYSE: NMR)の子会社である。

懲戒処分は日本の野村證券から赴任してきたトレーダーに関するものだ。このトレーダーは彼が行った取引の実際のリスクエクスポージャーを隠匿するために、野村香港のリスクマネジメントシステムに偽りの入力をした後、2013年5月23日にUS$3.3百万の損失を出した。

野村香港はトレーダーが行った実際の取引と経営陣に渡した情報に矛盾点があることに気づき、独自に行動をとった。同社は2013年6月5日、トレーダーを日本に帰国させ、彼の行為を調査した。

しかしトレーダーの不正行為に関して、SFCへの報告が遅れ、かつ一部の事柄にとどまった。同社は2013年6月11日、SFCにトレーダーの損失を報告し、取引を調査していると報告したが、2013年6月19日に終了した調査から得られた情報や続報、他の関連情報を報告しなかった。

SFCが2013年7月10日、調査結果の問い合わせをしてはじめて、野村香港は必要な情報を明らかにし、トレーダーの不正行為を認めた。

SFCの規定によれば、野村香港などの仲介機関は不正行為やその疑いを発見した場合、独自の内部調査をした後ではなく、即刻SFCに報告する義務がある。SFCは次のように発表している。「報告の遅れにより不正行為が長期化する恐れがあり、捜査当局の調査を脅かす可能性がある。」

SFCの法執行部門のExecutive DirectorであるMark Steward氏はこう述べた。「野村香港はSFCへの最初の報告で重大な関連情報を報告せず、追求されて初めて正しく報告した。我々が即刻把握しておくべき事柄を報告するのが遅れたことに対する言い訳はできない。このような報告の遅れは不正行為を助長するものであり、調査に不利益をもたらす。仲介機関は、問題が起こったら内部調査や弁護士への相談の後ではなく、即刻我々に重要な情報を残らず報告すべきである。」





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