IMFが第三次ギリシャ救済プログラムから身を引く可能性

by Forex Magnates at 31 July, 2015 カテゴリ: 小売外国為替

Christine-Lagarde

国際通貨基金(IMF)の理事会は、第三次ギリシャ救済プログラムに参加することに懸念を示した。公式な声明はまだ出ていないが、同基金が経済不調にあえぐ国々を救済するため協定で定義している基準に照らすと、債務国であるギリシャの信用力は非常に悪いレベルに達した。

ギリシャは改革の不足と6月末の返済遅延により、国際的な最後の貸し手である同基金からの新たな借り入れに暗雲が漂っている。この出来事は、ドイツ議会における第三次ギリシャ救済プログラムの承認にまた一つ障害となる可能性がある。

救済プログラムの成立が遅れれば不透明性が再び増し、欧州市場に再び動揺が起きる可能性がある。新たな860億ユーロのプログラムはまだ全て策定されたわけではなく、IMFの参加は欧州債権国にとって大変重要な意味を持つ。

IMFが技術支援をするのにハードルはないはずだが、資金の支払いについては疑問視されている。時を同じくして、IMFの最近のレポートや文書によればギリシャの債務負担は持続不可能であり、再構築が必要だ、としている。

ギリシャの前財務大臣であるYanis Varoufakis氏が、ギリシャのユーロ圏離脱を可能にする並行支払いシステムをひそかに構築した、と認めたことからここ数日、物議をかもした。

同氏を前述の計画を理由とする反逆罪で起訴するため、検察の申し立てにより議会は同氏の刑事免責をはく奪した。

IMF理事会の話に戻ると、資金援助を継続するにあたって、ギリシャは二つの重要な点で懸念が見られるようだ。一つは改革を実行する組織や政治の能力の欠如、もう一つは同国債務が中期的に持続不可能であることだ。

ギリシャが基準に適合して初めて資金援助は再検討することができる。それは同国に対する何らかの形の債務救済があるのではないか、という憶測がおそらく結果的に正しくなることを意味する。ギリシャ政府にとっては債権者たちに対し、十分な改革をすることができる、と実証しなければならないニ、三カ月のきつい期間になるだろう。





コメントはまだありません.