FXトーナメント:トレーディングはピアツーピアに

by Forex Magnates at 23 July, 2015 カテゴリ: 小売外国為替 | 海外

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しばしばトレーディング・トーナメント、ファンタジー・トレーディング、P2Pトレーディングなどと呼ばれるFXトーナメントは金融市場における新たなソーシャルトレーディング手法である。ソーシャルFXは今までは主に、成功を収めたトレーダーの取引手法をコピーするものであった。しかし今は市場全体(時にはマーケットメーカー)と競争するのではなく、トレーダー同士が互いに競争することができる。

FXトーナメントとはどのようなものか?

FXトーナメントでは、トレーダーがアセット、取引時間(プラットホームであらかじめ設定されている)、目標価格、取引金額を選ぶ。例えば「4時間以内にUSDはEURに対し65セント上昇し、取引金額は5ユーロ」などだ。トレーダーのパフォーマンスはリアルタイムでランク付けされる。

当初のアセット価格と正しく予測した目標価格のスプレッドが大きければ大きいほどランクも上がる。あらかじめ設定された取引時間が終わると、何位であろうが上位50%にいるトレーダーは取引金額が倍になり手数料が科せられる。上位50%にいれば、1位であろうが10位であろうが関係ない。残りの50%のトレーダーは取引金額を失ってしまう。

FXトーナメントのメリットは?

FXトーナメントの主なメリットは以下の通り。

‐完全な透明性:プラットホームは取引結果に対し、なんの既得権もない

‐高い参加性:利益要因に加え競争原理が働き、取引にエンターテインメント性がある

‐ピア同士の競争:トレーダーはマーケットメーカーと競争するのではないため、公平性がある

‐KPI(重要業績評価指標)が想定可能:選択されたアセットの潜在的なROI、損失、目標価格があらかじめ分かる。利益を計算する際にサプライズがない。

これらのメリットに加え、FXトーナメントの運営者にとってもメリットがある。

‐「陰謀説」の入る余地がない:トレーダーは取引が遅れた、注文が通らなかった、間違った価格を提示された、などの言い訳が通らない。これらが運営者の利益に影響しない。

‐高いリピート率と回転性:トレーダーは再び戻ってきて、同じ取引時間のトレードをいくつかする傾向があるため、運営者の利益が増加する。

‐リスクマネジメント:KPIがあらかじめ想定できるため、運営者はリスクやエクスポージャーを抱えなくて済む。イン・ザ・マネーで取引するトレーダーもいれば、そうでない者もいる。リスクはFXトーナメントの方式に沿って均衡されており、トーナメントの結果から独立している。

FXトーナメントの実例は?

現在、米国市場の運営者たちはFXトーナメントの教育的側面に焦点を当てている。彼らはトーナメントのエントリーフィーを無料にしたり、ちょっとした賞金を提供したりしている。また50/50方式の代わりに、徐々に増加していく賞金があるものもある。

50DeltaなどEU市場の免許を持つ運営者たちは、50/50方式に則りリアルマネーで取引したり、利益を上げたりする機会を提供している。彼らは通常アメリカのトレーダーを受け入れない。

執筆者であるフランク・ラバネリはいくつかのオンラインゲーム会社や金融テクノロジー会社でパフォーマンス・マーケターやパートタイムのCMOとして勤務している。彼は業界のベテランとして(1995年にスタート)パフォーマンス・マーケティングを活用し、顧客がビジネスを拡大する手助けをしている。

 





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