ギリシャ、ECBとIMFに対する債務支払いへ

by Forex Magnates at 21 July, 2015 カテゴリ: 海外総合

Greece-Euro

ギリシャ議会が先週、欧州連合(EU)から金融支援の条件として要求されていた財政改革法案を議決したことにより、EUは17日、ギリシャへの70億ユーロのつなぎ融資を承認した。このつなぎ融資により、ギリシャ政府による欧州中央銀行(ECB)と国際通貨基金(IMF)に対する債務支払いが可能となり、ECBから資金供給を絶たれる懸念はひとまずなくなった。

また、IMFへの債務の滞納も解消された。ギリシャの銀行は20日から3週間ぶりに店舗営業を再開する。預金引き出しの制限は続くが、引き出し可能額は1日当たり60ユーロから週当たり420ユーロに変更された。

ロンドン時間20日午前の外国為替市場でユーロは対ドル、対円ともに上昇して推移している。ギリシャ議会は、22日には農業従事者向けの増税などを含む2つ目の緊縮策に関する採決を控えている。

先週の議決では与党から造反議員が出たため、チプラス首相は内閣改造を行ったギリシャ危機はひとまず安定を迎えた。一方、長期的には、19日にドイツのメルケル首相はドイツのARD放送とのインタビューで、ギリシャが新救済合意の第一段階を完了した場合には債務救済について検討する用意があると語った。ただ、元本部分の減免については否定した。





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