ESMAによる信用売り規制は午前0時(CET)に発効予定
(写真:Bloomberg)
ギリシャがユーロ離脱に向かいつつあり、政府および市場は対応をとっている。
欧州証券市場監督局(ESMA)も対応した。本日の公式発表で、ESMAは緊急の7日間にわたる信用売り規制を発表した。
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信用売り規制のもとでギリシャ資本市場委員会(HCMC)により提案されたこのたびの規制は、一時的に「アテネ証券取引所および多角的取引システム上において取引が認められる全ての株式に対しネット・ショート・ポジションを作り出すあるいは増加させるあらゆる金融商品」の取引を禁止するものである。
この規制は、銀行の資本規制およびギリシャ証券市場の閉鎖といったチプラス政権による緊急措置に伴うものである。
ESMAは発表の中で、「ギリシャ市場における市場の信認に対する重大な脅威が進展していることを考慮し、今回の措置はこれらの脅威に取り組むための適切かつバランスの取れたものである。」とした。
規制は、2015年6月30日00:00:01(CET)に発効し2015年6月6日24:00:00 (CET)まで継続する。
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