日本円マーケットは更に儲かる市場になる見込み

by Forex Magnates at 16 June, 2015 カテゴリ: 国内業者

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主要な中央銀行が当期剰余金の25%を自己資本に組み入れるという決定は、価格変動リスクが高まっていることを意味する。

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日銀がこのたび発表した年度決算は非常に好調なものであった。しかし、日銀が行ってきた現在の量的緩和の努力を考慮すれば、さして驚くべきものではない。紙幣を印刷して儲けることはたやすいかもしれない。ただし、悪魔は細部に宿る。.

20153月期の当期剰余金は前年比28%増加し2兆円(162億ドル)を上回った。もちろん悪い数値ではない。ただ、量的緩和により同時期に34%拡大した日銀のバランスシートと比較した場合はどうだろうか。

ここで現実を見よう 現在、日銀は国債買入れを止められないのである・・・絶対に。

日本の規制上、日銀は当期剰余金の5%を準備金として積み立てる必要がある。今回の措置は、全世界的な超金融緩和政策の解除による影響が読み切れていないことを示している。

日銀の保有する国債は43%増加したが、保有国債の利回りは「満期までの年限の長期化にもかかわらず継続して下落」しており、投資利回りは更に悪化した。

日銀の保有する何兆ドルもの国債に対する利回りは、2015年下半期では0.521%であった。

中央銀行の準備金の拡大は2つのシナリオを意味する。日銀が資本市場における価格変動リスクの高まりに備えているか、国債買入れオペ終了の発表を準備しているかである。一方、最近の下落にもかかわらず、日本の個人のFX取引高は堅調である。

ここで現実を見よう 現在、日銀は国債買入れを止められないのである・・・絶対に。政府は昨年消費税を引き上げたが、膨張する政府する債務の規律はなされていない。経済は足元では成長しているが、特に次の消費税増税が控えている現状では、ひいき目に見てもこのトレンドが持続するかは疑問である。

残念ながら、現在全ての中央銀行は、価格変動リスクという難問に直面している。ECBがギリシャの銀行に対する追加支援という大きな危険を冒しており、連邦準備銀行がここ数十年における最大の金融緩和の後、やっと利上げを実施するか否かを検討している状況下では、為替市場の変動リスクは当面沈静化することはないとみられる。

もう一度言うが、日本固有の問題もある-膨張する日本の政府債務は対GDP230%を超えてきており(ジンバブエおよびギリシャの両国よりも高い)、これにより日本円の変動リスクは激しくなる可能性がある。

 

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