日本取引所グループがBTラディアンス・クラウドを導入
BT Radianzはさらにアジアの取引所をそのネットワークに取り込んだ。東京証券取引所グループと大阪証券取引所が経営統合してできた日本取引所グループである。BTの導入により、簡単で素早い日本マーケットデータへのアクセスが可能となる。
BTラディアンス・クラウドは英国系通信事業者ブリティッシュテレコムの金融取引専用ネットワークで、このネットワークを利用する海外の金融機関や証券取引所はアジア太平洋地域だけでも3000にのぼる。このシステムの導入はアジアではオーストラリア、マレーシア、シンガポールの各取引所に続き、4箇国目となる。
JPXは2013年に発足したものの、2016年の完全統合に向けて各種整備を進めており、これを機に世界的20隻の高いBTラディアンス・クラウドを導入して、利用者の利便性を高めるとともに、株式取引の半分以上を占める外国人投資家の取引比率をさらに引き上げたい考えだ。
JPXのマーケットビジネス開発部ディレクターの三輪氏は声明の中で「世界の投資家は日本経済と我々に高い期待を抱いています。今回の導入はより高く成長する機会をもたらすでしょう。JPXはアジアで最大、世界的にも最も競争力のある取引所の一つとなることを目指しています。BTの導入を決めたのはその実績とテクノロジーの活用力の実証があるからです。BTの導入により、より海外からの投資を引き上げることを期待しています。」と述べた。
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