HBSC5万人のリストラ発表

by Forex Magnates at 9 June, 2015 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 海外業者 | 海外総合

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イギリス金融大手HSBCホールディングスは9日、グローバル事業の大規模なリストラの一環として、最大5万人の人員を削減する方針を明らかにした。

同社はトルコ部門とブラジル部門を売却することで、約2万5000人の人員を削減し、グループ全体としては17年までにさらに同規模の人員削減を行う方針だと述べた。同社の従業員は昨年末時点で25万8000人の従業員がおり、約5分の1の規模を削減することになる。

スチュワート・ガリバー最高経営責任者(CEO)が11年にCEOに就任してから、事業の見直しを行うのはこれが2度目であり、就任後の大半をグローバル事業の縮小と経営効率の向上に費やしてきた。

今回は、HSBCは肥大化した事業の収益性改善に向けて、トルコなどからの撤退、英国銀行部門の分離やリスク加重資産の大幅削減を計画している。また、自己資本利益率を向こう2年間で昨年の7.3%から10%以上に引き上げる目標を掲げた。さらに、グローバル・バンキング・アンド・マーケッツ部門のリスク加重資産をグループ全体の3分の1未満に減らすことで、同部門のリスク加重資産は約1400億ドル減少する見通しだ。

近年はコンプライアンス(法令順守)コストの増大や低金利、アジア経済の減速が障害となり業績目標の引き下げを余儀なくされ、主要株主らは会長の交代や同社の分割を要求しはじめていた。

こうした難題に対する同社の答えはさらなる人員削減だった。

HSBCは17年までに年間経費を45億~50億ドル節減することを目指す方針を表明。

ガリバーCEOは「世界は変化しており、当社もそれと共に変わる必要があると考えている。さまざま方策によって、当社は将来の成長機会を捉え、株主に一層価値をもたらすことができると確信している」と述べた。また、資産運用や保険などの分野で「アジアへの投資を加速させる」計画を明らかにした。外国為替、決済、現金管理などの事業にも投資するとしている。

HSBCは英国での税負担増加や賞与規制の強化を理由にロンドンからの英国外への本社移転を検討している件について、年内に最終決定を下す考えを示した。

 

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