ニューヨーク証券取引所がビットコイン価格指数の配信を発表
ニューヨーク証券取引所(NYSE)はNYSEビットコイン価格指数(NYXBT)の配信を発表、今日スタートする。
価格指数はドル建てのビットコイン交換レートを追跡し、公共の信頼できるデータのニーズに応えることになる。ニューヨーク証券取引所グループ社長のトーマス・ファーリー氏は声明の中で次のように述べている
「ビットコインの価格は既に、私たちの顧客が投資やトレードを検討するためのデータポイントとなっています。ICE LIBORやICEフューチャーズのドルインデックスなど、多くのグローバル指数を牽引するリーダーとして、新たな資産クラスであるビットコインにも、我々が透明性を提供できることを嬉しく思います。我々の技術インフラと我々の指数計算とデータ管理における専門性を組み合わせることで、我々は我々の厳しい基準と所有する指標方法に基づいた優れた商品を出し続けます。」
プレスリリースによると、NYXBTは、データの統合性を確認するための取引分析を行う独自のロジックに基づく方法で算出していて、毎日ロンドン時間4時時点、MW/ロイターが外為レートを設定する時刻と同時刻に配信され、客観的で公正なビットコインの価格を配信する。価格指数は同社のグローバルインデックスフィード(GIF)などを介して配信され、NYSEインデックスに表示される。
指標はすでにグーグルファイナンスのようなサイトに追跡されており、現在、昨日のGMT4時時点でのコインベース交換におけるビットコインの評価額を反映し、237.03ドルを示している。
当初は、取引データはコインベース交換からのみ来ていたが、NYSEは今年初めに、ビットコインのスタートアップに7500万ドルのラウンドの一部を投資。この新たな取り組みが将来のプロジェクトに対する飛躍台となるかどうかはまだ明らかになっていないが、少なくともこの投資の裏にあるストラテジーの一部は今、明かされた。 この指標は企業や業界メディアに取り上げられる中で最も高いプロフィールの一つだ。より知名度がある例はビットコインのデリバティブを行っていることで知られ、セレクトエクスチェンジからビットコインの取引データを追跡、注意深くフィルターにかけた指標を提供しているTera取引所がある。
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