FXCM UK社、マイナス残高ポリシーを更新、最大5万ドル補償
FXCM UK社の発表によると、スイス国立銀行の対ユーロスイスフラン上限撤廃後、マイナス残高保護ポリシーの改正を行う運びとなった。同社の全顧客が口座開設前に同意するマスタートレーダー契約で、最大5万ドルの補償を享受できるようになる。
この変更の適用予定日について詳細は後日通知されるだろう。FXCM UK社は、スイスフラン・ショック後、マイナス残高保護ポリシーの変更を行った最初のブローカーである。多くの業者がリテールトレーダーにこの補償形態を提供していない中、FXCM社はスイスフラン・ショック前からこの特徴について広く宣伝していた。
以下は改正されたマスタートレーディング契約の条項である:
顧客は5万ドル以上(FXCMや関連会社で保有している全口座で24時間で生じたマイナス残高の合計)のマイナス残高が発生した顧客は、マーケットの状態に関わらず、5万ドルを超える全マイナス残高分をFXCM社に支払う義務がある。特定の例外にあたる場合、FXCM社は合計マイナス残高の内この5万ドルを適用しない。このポリシーは、例外的な市場変動を含む全ての市場条件で発生したマイナス残高に適用される。
例外の詳細:各顧客のマスタートレーディング契約はネガティブ残高ポリシーの全例外について詳細を述べている。主な例外の一部には、法人、オムニバスリレーションシップ、ホワイトラベル、適格契約参加者、適格カウンターパーティー、プロ顧客、株CFDポジションや取引所取引商品で発生したマイナス残高が含まれている。
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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。
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