サクソバンク2014年年間報告書レビュー:スイスフラン・ショック、ホワイトラベル等

by Forex Magnates at 23 March, 2015 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 海外業者 | 海外総合

rp_saxof1car1-300x169.jpg 昨日、サクソバンクは2014年の年間実績を発表、純利益は約5,100万ドル(3億8,100万デンマーククローネ)に大幅増加し、顧客預かり資産は過去最高記録を達成した。しかし、スイスフラン大暴騰が起きた1月15日の『ブラック・サーズデー』により、事態は大きく変わっている。この影響を受けたブローカーの内、サクソバンクは最も大きな被害を受けた業者の一つであった。年間報告書の中に記載されていたスイスフラン・ショックの影響や、オペレーションの詳細情報等について下記にまとめる。

顧客預かり資産

年末時点での顧客預かり資産は、約35%(176億デンマーククローネ:25億ドル)増加し、682億デンマーククローネ(97億ドル)で、過去最高記録となった。顧客預かり資産に加え、Saxo Wealth Managementでの管理資産は141億デンマーククローネ(20.2億ドル)であった。

Leverate社株売却

この3年間で、サクソバンクは非主力資産の売却を含むビジネスモデルの整備をおこなってきた。同時に、同社は主力商品の向上に焦点を当て、TradingFloorをソーシャル取引サイトへと拡大、さらに新たな法人サービスも追加した。2011年に1,250万ドルで買収したと言われているイスラエル金融テクノロジー業者のLeverate社株25%を2014年に売却した。営業権減損損失は、2014年が1,100万デンマーククローネで、2013年以降合計4,000万デンマーククローネとなった。2014年12月にLeverate社に売却した当該株式は500万ドル相当であったとされる。

スイスフラン

サクソバンクは、顧客にマイナス残高をもたらしたスイスフラン・ショックによる最大損失を1億ドル(7億デンマーククローネ)であると概算した。この数値は1月に同社が発表した1億700万ドルから下方修正した。新たな更新情報は2015年上半期報告で発表される見通しである。

CFDの損失

サクソバンクの2013年財務報告書では、損失が顧客預かり資産レベルを上回ったホワイトラベルの取引に関連した特別手数料4,600万ドルを報告した。2014年はCFDにおける潜在的損失に関連して新たに1,650万ドルを発表した。同社CEOのKim Fournais氏は以前フォレックス・マグネイトのインタビューで本件について触れていた。

ホワイトラベル

2014年、サクソバンクのテクノロジーとリクイディティを利用するホワイトラベルパートナーの顧客は、サクソバンク顧客全体の40%を占めた。これは、50%を占めていた2012年から減少した結果であった。

【関連記事】

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

■最新版フォレックス・マグネイト四半期調査報告書販売中!
■フォレックス・マグネイト日本版の最新記事をfacebookでチェック





コメントはまだありません.