シティバンク、スイスフラン・ショック関連損失2,500万ドルを求めトレーダーを提訴

Citigroup Inc., headquarters building in New York (Photo: Bloomberg)

ニューヨークのシティグループ本社(写真: Bloomberg)

 シティグループは先週金曜日、元ゴールドマンサックス・パートナー2名が設立したヘッジファンドに対し、スイスフラン・ショックによるマイナス残高の対応に不備があったとして、マンハッタン連邦裁判所に提訴した。シティグループは同氏らに2,500万ドルの支払いを求めている。

 シティグループは、Tormar Associates社がマージンコール後に口座残高を0に戻す為に必要な追加証拠金を支払わず、契約に違反したと訴えた。

 Tormar Associates社はRon Marks氏とJohn Tormondsen氏の会社である。Marks氏は、ロンドン、ゴールドマンサックスの欧州国際と金利スワップ取引を、Tormondsen氏はニューヨーク、ゴールドマンサックスの金利スワップと国債の責任者をしていた。ゴールドマンサックス退社後、数年間ヘッジファンド業界に転身し、両氏は2003年にTormar Associates社を設立した。

 水曜日に発表された声明の中でMarks氏はシティの申し立て内容は間違っているとしてシティを非難した。また、Tormar社は「私達はこの訴訟から積極的に自らを擁護する意向です。またシティバンクはこの不当行為について責任があると見做しています」と述べた。

 同氏はさらにシティが自ら招いた損失の責任をTormar社に負わせようとしていると述べた。

 シティグバンクによると、スイスフラン・ショックによって生じたTormar Associates社に対する追加証拠金は2,900万ドルで、これを入金せずポジションの解消をしたという。その結果トータルで3,500万ドルのマイナスとなった。Tormar社は予め担保として預けていた1,000万ドルを差し引いた2,500万ドルの支払いを求められている。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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