米CFTC、繰り返される報告書の過失に対し300万ドルの罰金

rp_Intercontinental_exchange_logo_ice-150x150.jpg 米先物取引委員会(CFTC)は規制に違反したICE Futures社に対し命令を下した。米拠点のICE Futures社は、ガイドライン違反につき300万ドルを支払う。この動きは、当局の主要規則に違反する会員業者に対する当局のスタンスを強調している。

 当局が発表した内容によると、ICE社が当該期間内で提出した報告書にエラー・脱漏があり、トータルで数千もの誤差があったという。さらに、CFTCスタッフが繰り返しICE社に報告書とデータの問題点について指摘し、修正するよう依頼したが、ICE社は引き続き不正確な報告書とデータを提出していた。

 CFTCの執行ディレクターのAitan Goelman氏は声明の中で「CFTCは、DCMを含む会員による正確で完全な報告無しでは、市場参加者を保護し市場の完全性を確実にするという必要不可欠なミッションを実行できません。今回の対応は、レポーティング義務を満たす事のできない会員業者が責任に問われる事と、CFTCが再三レポートの問題点を指摘したにも関わらず何か月にも渡り報告規定を違反した事に懐疑的である事を明確にしました」とコメントした。

DCMの義務

 CFTCのガイドラインの中に、業者はCFTC規制Part16に準拠しなければならないとあり、DMCは特定の取引とマーケットに関する報告書とデータをCFTCに提出しなければならない。とりわけ、DMCは各営業日毎に提出し、クリアリング会員は先物やオプション取引における特定の情報を記した報告をする必要がある。

 さらに、DMCは各先物あるいはオプション取引毎に、取引高、建玉、プライス、特定の重要データ、トランザクションレベルの取引データと関連注文情報に関して永久的な記録データとしてCFTCに提出しなければならない。

 CFTCはICE社に対する罰金の他に、正確なデータ提出を監督する専門の責任者を設置するよう求めた。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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