アルパリジャパン社の買い手見つからず、UK社顧客4,500人が返済専用サイトにログイン

by Forex Magnates at 16 March, 2015 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 海外業者 | 海外総合

rp_Alpari-logo-300x196-300x1961111-300x196.jpg アルパリUK社の特別管財人であるKPMG社と金融サービス補償機構(Financial Services Compensation Scheme:FSCS)、アルパリUK社の債権者ならびに顧客とのミーティング議事録によると、KPMG社はアルパリUK社の日本子会社アルパリジャパン社の売却先を探していたが、12日の同ミーティングの時点では入札はまだないとの事である。

 また、同社の主要株主であるAndrey Dashin氏が、アルパリUK社が所有する商標、ドメイン、ライセンスを2月に600万ドルで買い取った事も明らかになった。

 アルパリUK社顧客の請求内容についての詳細が開示された。13,000人の顧客が100ドル以上の返済を待っており、90,000人の顧客の請求額は0ドルから99ドルの範囲で、合計70万ドルに及ぶ。

 50,000ドル以上の残高がある同社顧客への返済額合計は約5000万ドル。KPMG社曰く、現在のところ請求権を持つ約4,500人がKPMG社が用意した請求専用ポータルサイトにログインしたという。

 現在約83,000人が同サイトにアクセスしており、返済額に同意した顧客は合計2,812人でその額は1,340万ドルである。

 同請求専用サイトに同意した顧客の大半は、請求内容を金融サービス補償機構に割り当てる選択をした。

Alpari UK Client Claims Structure

Alpari UK Client Claims Structure, Source: KPMG

アルパリUK社債権者

 アルパリUK社の債権者についても開示され、中でもプロ顧客とプライムブローカーが最大の請求額であった。それぞれの請求額合計は、プロ投資家が1,220万ポンド(1,800万ドル)、Citi社とFXCM社が780万ポンド(1,150万ドル)、IBが110万ポンド(160万ドル)であった。

 480万ポンド(700万ドル)は無担保債権者(unsecured creditors)、取引債権者(trade creditors)、同社従業員に帰属する。全債権者は特別管財人に請求内容のステートメントを請求する必要がある。

Alpari_UK_Creditors

Alpari UK Creditors Structure, Source: KPMG

顧客への重要情報

 請求内容に同意し金融サービス補償機構に割り当てられる事を確認した全ての顧客は、直接同補償機構から連絡を受ける予定である。

 金融サービス補償機構の補償を選択し、請求をKPMG社から同機構に移行した顧客には事実上、金銭的損失は発生しない。

 同顧客らは、金融サービス機構がアルパリUK社資産売却から配当を受け取る毎に資金を受け取る事となる。金融サービス補償機構の規定では、顧客が最初に同機構から請求しても、特別管財人から請求しても変わりはないという。

 以下の文書はKPMG社と債権者及び顧客とのミーティングの概要である。

Kpmg Alpari Uk

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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