ブローカー選定に活用:スプレッド・執行データを統計するTradeProofer、2月データを発表

by Forex Magnates at 12 March, 2015 カテゴリ: その他 | 世界FX取引業者動向 | 海外その他 | 海外業者 | 海外総合

 取引スプレッド、執行データをクラウドソーシングしたコミュニティーを展開するTradeProofer.comは、2月の統計データを発表した。このシステムは多数のブローカーのスプレッドを集約し分布グラフにまとめている。

 他のブローカースプレッド・モニタリングサービスと同様に、TradeProoferはブローカーからではなくトレーダーからデータを収集している。長期的なメリットは、同サービスが拡大するとスプレッドだけではなくクラウドソーシングした取引の執行品質をユーザーに提供する事も可能になるという点である。TradeProoferの名の通り、最終的にユーザーが自分達が利用するブローカーの執行品質とスプレッドをこのコミュニティデータと比較する事で『取引(Trade)』を『証明/検査する(Proof)』出来るようにする事を目的としている。

 今回発表された月間分析データは、通貨毎のスプレッドを比較している。さらに、通貨毎のコストにおいてブローカーを順位付けしている。現時点では執行データを除いたブローカーのランキングは議論の対象になりうる。また、このブローカーリストは、コミュニティーユーザーが利用するブローカーに限られる為、一部の大手業者が含まれていない。

 この統計で興味深い点は、変動スプレッド導入しているブローカーによって提供されるスプレッドの分散である。99%の割合で狭い変動スプレッドを提供しているというブローカーは、残りの1%ではスプレッドが大きく広がる可能性がある。この事実はトレーダーによってこのコミュニティーに報告されるデータで裏付けられる。

 また、もう一つ興味深い結果は、マーケットにはスプレッドの軸となるエリアがあるという事だ。手数料を課金する全てのブローカーにおいて、EUR/USDの変動スプレッドの主な範囲は0.4-1.0pipである。一方、手数料を課金しない変動スプレッド提供ブローカーではこの範囲が1.4-2.4pipであった。トレーダーにとってこのデータは、手数料非課金ブローカーと比較してどの程度の手数料であれば、手数料課金ブローカーに手数料を支払っても妥当かどうかを見極める際に活用できる。

tradeproofer

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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