IronFX社出金問題、遂に法廷へ:中国人顧客・IBが、160の訴状を提出

by Forex Magnates at 27 February, 2015 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外業者 | 海外総合

ironfx Iron FX社と同社の中国人顧客・IBとの衝突は、ついに訴訟事件にまで達した。

 フォレックス・マグネイトは、IronFX社に対する約160の訴状がリマソル(キプロス)の裁判所に1月22日に提出されたという情報を得た。

 これらの申し立てによると、IronFX社はIBが同社で保有していた150以上もの口座に対する出金を拒否し、該当する顧客資金の総額は約125万ドルであるという。

 本件は、IronFX社と同社の中国人IB間で起きている衝突の最新の動きである。1月、フォレックス・マグネイトは中国人トレーダー達がIronFX社のオフィスを襲撃した事を報じた。

 さらに、同社は金融取引サービスのマーケティングが不当だとされ中国メディアによって調査内容を放映された。同様のケースで、SFX社とIFX社も中国中央テレビで取り上げられ、FXTM社は現地のイベントで攻撃された。

出金問題

 IronFX社に対する今回の訴状の中で、IB達は10月初旬から彼らの顧客に出金の遅れが発生しだしたと主張している。11月に入りこの問題は悪化し、約150人の顧客が詳細な説明もなく出金拒否されているという。

 フォレックス・マグネイトへの報告や取引フォーラム等の情報から、この出金の遅れは中国人顧客に限られた事ではないようである。

 多くの顧客が「あなたの口座は不正な取引行為の可能性があるため現在調査中です」という通知を受けている。

 以前、IronFX社は中国人の出金問題について、同社のボーナスシステムを悪用するトレーダーの存在が原因となっていると述べていた。

『急速な成長が批判を呼ぶ』

 IronFX社CEOのCEO Markos Kashiouris氏とのインタビューで、私達がこの問題はボーナスに関連していたのかについて尋ねると、同氏は下記を述べた。

「事実、この申し立ては最近特定された当社のプロモーションを不正操作する取引ストラテジーを使用している悪質なトレーダーグループに関連しています。このグループは、当社の取引条件違反の調査対象となっており、調査期間中、この悪質な取引ストラテジーから全関連プロモーションの出金に制限をかけています。当社にはこの措置を講じる権利があります。
当社の行いは、中国のFX業界にいる他社と変わりはありません。中国の大手IBの広範なネットワークを通して取り組んでいます。その中の一社にはIGHGも含まれています。
ここ数年の当社の急速な成長や優位性が、競合からの批判を呼んでしまうのは自然な事です。これがメディアを含む様々な媒体の注目を引く事に特に驚きません。
cysec_logo顧客資金の差し押さえについて、IronFX Globalは5年間の歴史の中で、CySEC、FCA、ASIC、FSP、FSB、CRFIN、UCRFINから正式な通知も罰金も受けていません」

キプロス当局の反応

 フォレックス・マグネイト記者はキプロス証券取引委員会(CySEC)に本件に対する見解を聞いた。当局はこの申し立て内容を認識しており、標準的な手続き通りに対応し、調査の結果何か不正行為があれば措置を講じるする予定だと述べた。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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