米司法省とCFTC、金価格不正操作の疑いで大手金融機関を調査

by Forex Magnates at 25 February, 2015 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

US Justice seal 米司法省と商品先物取引委員会(CFTC)が、金、銀、プラチナ等の貴金属取引における価格の不正操作の疑いで大手グローバル銀行を捜査していることが報じられた。

 HSBCホールディングスは月曜日に発表した年次報告書で、司法省とCFTCから貴金属取引に関連する文書の提出を求められている事を明らかにした。同社によると、これらの調査は初期段階で現在米当局と協力しているという。

 米ウォールストリート・ジャーナルによると、米司法省反トラスト局による捜査の対象となっているのはHSBCの他にバークレイズ、JPモルガン・チェース、ドイツ銀行、バンク・オブ・ノバスコシア、クレディ・スイス、ゴールドマン・サックス、ソシエテ・ジェネラル、スタンダード銀行、UBS。

 外国為替レート不正操作問題の世界的な捜査により、大手銀行のトレーダーが共謀し顧客を欺いていた事が発覚、これらの銀行は各規制当局から総額43億ドルの罰金を課され打撃を受けた。明らかにこのFXレート不正操作問題の和解は、貴金属不正操作における新たな調査の引き金になった。

 長年、金・銀・プラチナ・パラジウムの価格は、かなり小規模な銀行員グループによる日次の電話会議で設定されていた。しかしベンチマーク設定方法の透明性が求められるようになり、昨年ようやく現代的な電子オークションシステムを通して設定されるようになった。

 銀の不正操作についてはドイツ銀行が値決めから撤退後、調査された。その後プラチナとパラジウムの調査も行われ、これに続き遂に金価格の不正操作の調査が行われる事となった。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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