アルパリUK社、シティ社とFXCM社に対し約1,140万ドルの債務

by Forex Magnates at 25 February, 2015 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外業者 | 海外総合

rp_Alpari-logo-300x196-300x196111.jpg アルパリUK社が破綻手続きを開始してから1ヵ月が過ぎた。同社の特別管財人であるKPMG社によって一連の対応が促されている。KPMG社は、1月16日のスイスフラン・ショックによる建玉決済後の顧客残高に関する情報を収集している。

 KPMG社によって公開された文書によると、アルパリUK社は2013年12月31日、合計8,600万ドル(5,570万ポンド)の売上高に対し970万ドル(630万ポンド)の損失に苦しんでいた。非分別のプロ顧客の資金は合計1,890万ドル(1,220万ポンド)に及んだ。

 プロ顧客の資金を除いたアルパリUK社の現在の負債は、合計3,450万ドル(2,230万ポンド)である。同社のプライムブローカーであるシティ社とFXCM社に対する負債総額は約1,140万ドルで、内880万ドルがシティ社、260万ドルがFXCM社。

顧客資金

 先日KPMG社が発表した通り、同社はアルパリUK社によって指定されたオムニバス口座にある全ての顧客資金と共に分別口座で資金を保管している。

 このプロセスは英金融行動監視機構(FCA)の規制に完全準拠している。分別口座に資金がある顧客はこの資金プールの比例配分を受ける権利がある。KPMG社のコストが組み込まれるだろうが、アルパリUK社顧客が受け取れる資金に大幅な希薄化は見込まれない。

 KPMG社は「この分別された資金プールに対する全請求金額が確実になるまで、各顧客に支払われる金額を確定する事ができない」と述べた。

KPMG社への報酬

 顧客資金の希薄化は、特別管財人としてKPMG社が受け取る報酬金額が主に起因するようである。2月13日時点で、KPMG社に対するコストとして1,921,160ポンドが発生しており、これは4,144時間分(平均464ポンド/時間)に相当する。

 この金額は顧客資金の約10%に達する可能性もあるが、アルパリUK社に預けられている最大5万ポンドまでの全預金は、金融サービス補償機構(Financial Services Compensation Scheme:FSCS)の下保証されている。その為、この上限以下の金額を預けていた顧客は全額返済を受けられるはずである。

 先日、フォレックス・マグネイトは、顧客資金プール(Client Money Pool=CMP)のプロセス、3月6日にローンチされる返金請求ポータル、3月12日に開催予定のミーティングについてKPMG社が概要を発表した件について取り上げた。

Joint Special Administrators’ Proposals on Alpari UK

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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