スイスフラン・ショック受け、シティグループのプライムブローカレッジ部門が一部顧客口座閉鎖

Citi_ スイス国立銀行がEUR/CHFの上限を撤廃し通貨市場に歴史的大変動を引き起こしてから、FX市場におけるクレジット獲得競争が繰り広げられている。インターバンクFX市場でヘッジファンド、ブローカー、銀行、アセットマネージメントにクレジットを提供するプロバイダーとして、プライムブローカー達は顧客の預かり資産がスイスフランの急変動による顧客の損失額を下回る事態にさらされた。

 このスイスフラン・ショックによる大手銀行のトレーディングデスクの損失が明らかになっている中、同行らのプライムブローカレッジサービスの状況についてはほとんど知られていない。このボラティリティは、プライムブローカー達が顧客のリスク値を分析する引き金となり、多くの顧客が口座停止や、信用供与削減の危険性があると判断された。

 フォレックス・マグネイトが入手した情報によると、最近口座停止を実施したプライムブローカーはシティグループであった。世界最大のFXプライムブローカーの一社であるシティグループは、スイスフランショック後、口座を検査し、つい先週口座閉鎖を実行した。同グループのプライムブローカレッジサービスについてや、口座の閉鎖が同グループのリスク管理の変更に関連していたのかについて質問すると、シティグループのスポークスパーソンは「Citi FXプライムブローカレッジは市場状況やサービスコストを考慮し引き続き口座を精査しています。先週までに数口座が閉鎖されました」と述べた。

 この口座閉鎖と同様の措置はバンク・オブ・アメリカが最初に実施した。フォレックス・マグネイトが入手した情報では別の大手プライムブローカーは一部の顧客に対し最低担保を1億ドルに引き上げたという。代替えクレジットを持っておらず口座を閉鎖された業者は、新たなプライムブローカーと提携するまで既存の取引アクティビティの休止に追いやられる。しかし、ボラティリティの増大によるFX取引関連リスクが高まっている事により、多くのプライムブローカーへの参加プロセスは広範で膨大な時間を必要としている。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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