HSBCグループ2014年決算発表:利益17%減、CEOの秘密のスイス口座も明らかに

by Forex Magnates at 24 February, 2015 カテゴリ: その他 | 世界FX取引業者動向 | 海外その他 | 海外業者 | 海外総合

HSBC社CEO
Stuart Gulliver氏

 HSBC社は2014年決算を発表した。制裁金、和解金、引当金等が大きく影響し税引前利益は前年比17%減少の187億ドルであった。

 顧客口座は1,350,642万ドルで前年から10,655万ドル減少した。

 HSBC社CEOのStuart Gulliver氏は声明の中で、レート不正操作問題だけではなく同社が多くの課題に直面していた事に触れた。同氏は「当社に期待されている価値や基準を支えている大勢の従業員がいる中、当社は数名の個人によってひどく威信を傷つけられました」と述べた。

 会長のDouglas Flint氏は信頼回復について「次々と不祥事が明らかになる為、この業界で信頼を再び築く事は非常に困難ですが、私達が達成しなければならない課題です。これは社会の為だけではなく当社従業員が当社に誇りを持てる事を確実にしなければなりません」とコメントした。

CEOが使用する秘密のスイス口座が明らかに

hsbc HSBC社スイス口座にCEOのGulliver氏が約500万ポンドを保有していた事が報じられた。この口座の名義はパナマ登記のWorcester Equities Inc.で同氏がこの口座の受益者となっている。同氏は、以前にもWorcester Foundation名義の第2の口座を保有しており、これは2007年に閉鎖された。

 HSBC社のスポークスパーソンは本件について声明の中で、同氏が香港へ転居した2003年以前の賞与を預金する為にHSBCスイス口座を使用していたと述べた。

 同氏の弁護士は報道機関に対し、同氏は香港を居住国にしており法律に準拠し香港への収入税は納入済みである事を伝えた。ガーディアン紙には「Gulliver氏は課税対象ボーナスを香港の同僚に知られたくなかった。もしHSBC香港口座に預けていたら内密にできなかった」と説明した。

 しかし、スイス口座である時点で秘密にできているのになぜパナマ登記の会社が必要だったのかについて弁護士は答えなかった。HSBC社スポークスパーソンは、懸念を和らげようとする為に「このスイス口座は機密性を理由に1998年にパナマ登記の会社の名義で開設されました。これは他のいかなる目的もなく税金面等のメリットも提供しません」と述べた。

【関連記事】

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

■最新版フォレックス・マグネイト四半期調査報告書販売中!
■フォレックス・マグネイト日本版の最新記事をfacebookでチェック





コメントはまだありません.