マネックスグループ、1月営業収益10%減少、金融費用の大幅増加マイナス顧客残高調整が影響か
日本の大手証券会社、マネックスグループは1月の月次業績を発表した。同社の営業収益は3,700万ドルで12月の4,040万ドルから10%減少した。また、1月の取引高も前月比で減少を見せた。
証券、先物、OTC金融商品のグローバルプロバイダーであるマネックスグループの営業収益は、現会計年度初めと比較すると増加を見せており、夏以降のボラティリティの急増以降、同社の月次収益は3,500万ドルを上回っている。
1月、同社金融費用は12月の320万ドルから増加し510万ドルであった。この増加分は、スイスフラン・ショックによるマイナス顧客残高の調整分が主に起因していると考えられる。スイスフラン・ショックにより同社顧客残高はマイナス130万ドルになったが、深刻な影響なないと報告した。
1月は金融取引が停滞する月と言われているが、地政学的問題やスイスフラン・ショックで、ボラティリティが増大し、複数のプロバイダーが取引高増加を報告している。
【関連記事】
- 2015/02/05 マネックスグループ、1月実績発表、グローバルFX取引前月比5.4%落ち込む
- 2015/02/02 決算発表:マネックスグループ、トレードステーション提供でB2Bビジネス拡大目指す
- 2015/01/30 マネックスグループのTradeStation社、INVeSHARE社の株主コミュニケーション・ソリューション導入
この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。
■最新版フォレックス・マグネイト四半期調査報告書販売中!
■フォレックス・マグネイト日本版の最新記事をfacebookでチェック
最新ニュース
おすすめ記事
- Gold-i社、コンサルティング会社と提携し、成長計画に拍車
- Integral社 CFTC会議後 SEF準拠ソリューションについて発表
- インヴァスト証券、オーストラリアに子会社設立
- 中国中央TV、FX取引を警告、IFX社とSFX社を犯罪者扱い
- インヴァスト証券、1月営業収益13%アップで、幸先の良いスタートを切る
- Myfxbookのソーシャル取引プラットフォームに、Spotware社の『cTrader』が登場
- 【参加登録受付中】フォレックス・マグネイト東京サミット2014まであと3週間!
- 中国の6月の貿易統計 市場予想を上回る
- スタンダードチャータードがシンガポールにイノベーションラボを開設へ
- CMEグループ、今週中に5%の人員削減、主にテクノロジー部門が対象
コメントはまだありません.