英FCA、ホールセールバンキング投資部門競争について初の調査に乗り出す

by Forex Magnates at 20 February, 2015 カテゴリ: その他 | 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外その他 | 海外総合

fca (1) 英金融行為監督機構(FCA)は19日、投資・コーポレートバンキング分野における競争が適切に行われているかどうかについて、初のホールセール市場調査を行う事を発表した。

 FCAは同分野における競争のレビューを行った後、このホールセール市場調査を行う事に価値があると判断した。このレビューの範囲はマーケット、インフラ、アセットマネージメント、コーポレート・投資バンキングであった。

 このレビューで当局は、プライスとサービスの品質における限定的な透明性がクライアントの評価を困難にさせている可能性がある事を見出した。また、サービスの一括販売やクロスセリングが、新規参入業者や既に確立されている小規模業者にとってホールセール大手企業への壁となっている事も指摘した。

 ストラテジー・競争部門ディレクターのChristopher Woolard氏は「私達がこの特定の分野を選んだのは、この市場における効果的な競争には大きなメリットがあると考えるからです。UKは投資バンキングのグローバルハブであり、この分野は経済において極めて重要な役割を果たしています。出資者や業者との協議で、潜在的利益相反や資金の価値について多くの疑問点が存在する事が明らかとなりました。これらについても、取り組んでいく予定です」と述べた。

 現在までFCAが受けたフィードバックには、透明性や利益相反の懸念、一括サービスが競争にもたらす影響等が挙げられる。ホールセール市場のレビューで、FCAは約70の企業や個人と円卓会議や個別ミーティングを行った。

 FCAは、アセットマネージメントや関連サービスについての市場調査も年内に着手する事を検討している。その他の潜在的競争問題については、間近に迫った新規制が競争の在り方を変える可能性がある為、早急にさらなる調査を実施する計画はない。

 FCAはスイスフラン・ショック関連で各社に検査訪問を行う等、最近多忙を極めている。FCAは英国の金融危機後、顧客保護や監督の強化と市場競争増大への取り組みの一環として設置された機関である。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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