世界大手教育マーケティングプロバイダーが語る、FXとバイナリーのマーケティング

Erez Shifron, MTE Media

MTE Media社
Erez Shifron氏

ゲスト寄稿:Erez Shifron氏(MTE-Media社CMO)

 MTE-Media社は世界屈指の教育ベースのマーケティングソリューションプロバイダーである。トレーダーは、オンライン取引を始める前に取引のノウハウを知りたがっている為、教育はオンラインマーケティングの鍵である。

 昨年のコンベンションやパネルでFXやバイナリーブローカーは、マーケティングの観点からこれから何をしてよいのかや何がより有効なのか分からないと、皆口を揃えていた。まさに試行錯誤である。あるブローカーにとって完璧な施策が他社には効果がない事もある。多くの要素が結果に影響する為、絶対成功するモデルは存在しない。

 顧客維持は最も難しいタスクで、マーケティングとセールスのマネタイゼーションである。トレーダーのライフタイム・バリューは“マネー・タイム”である。業界はコンスタントに様々な手法を試し、トレーダーはブローカーを試している。これは、初期段階でのトレーダーとブローカーの関係においては、トレーダーはそのブローカーに大きな投資をする事を避け、平均ライフライム内の短期間で取引を行うという事を意味する。

trading room FXとバイナリーオプションブローカーは、顧客維持に取り組まなければならない。バイナリー業界ではトレーダーのライフタイム・バリューはFXトレーダーよりも約3分の1と短く、より努力が必要である。これには、複雑な戦略の範囲が狭い事やポジション決済までの短い期間が起因している。さらに、ブローカーがFXからバイナリーへの移行をする際に、FXでのやり方がバイナリーオプショントレーダーでは通用せず失敗に終わったというクロスマーケティングの実績もある。

 では、何か最高の顧客維持戦略なのだろうか?その答えはこの業界のあらゆる事にも言えるが簡単ではない。典型的な方法は機能するだろうが、つきつめていくと有効性に欠ける。コールセンターは知識や顧客が必要とするマンツーマンサービスへの理解に欠けている。一部のトレーダーは特定の銘柄について日次や短期間の正確なレポートに高い関心を持っている。また一方では幅広い範囲での概要を必要としているトレーダーもいる。昨年はトラフィックも激動し、ブローカーによってはこのチャンスを逃してしまったり、もしくはトラフィックのボリュームに見合わない無駄な資産を費やしてしまった事であろう。トラフィックピーク時の外部委託は危険である。それではどうするべきなのであろうか?

MTE media それは、最新テクノロジーを駆使した自動ツールを使った高品質の教育サービスである。最も重要な事は、最新のSEOに対応しているという事である。教育の重要性は誰もが認める事実で、既に全てのブローカーが何らかの形で提供している。しかしウェブサイトが検索エンジンのボットやクローラーに応答したり、記入フォームを表示させ、内容がコールセンターに送信されたり、といった戦略は徐々に衰退している。ユーザーは個人情報の入力を求められなくても、キーワードがぎっしり詰まった1500文字もあるコンテンツを読む気にはならなくなっている。

 現在そして近い将来、ブローカーは高品質なコンテンツ、定量的情報を短期間で提供しなければならなくなる。また質問にも回答し、最も重要である関連コンテンツの提示も行う必要がある。教育はインタラクティブなコースや動画を通じて提供されるべきでこれが最高の顧客獲得ツールとなる。これは金融サービスだけに適用される事ではなく一般的なオンラインマーケティングでも言える事実である。2014年、コンバージョンの60%もが動画コンテンツ経由であったという統計もある。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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