高頻度取引、米法規制に違反の可能性、米CFTC局員が独自調査

by Forex Magnates at 17 February, 2015 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

hft 現代の自動取引手法である高頻度取引(HFT)は、その慣行が規制に違反している可能性があるとして米先物取引委員会(CFTC)の上級局員であるGreg Scopino氏によって調査されている。

 Greg Scopino氏は、高頻度取引を扱う業者によって使用されている特定の行為を検査する独自の調査をまとめた。

 92ページに及ぶ調査書類には、取引手法と規制ガイドラインを照合する重要な内容が書かれていた。とりわけ、ピング、スプーフィング、フロントランニングの評価をし、各行為が米商品取引法の規制に違反していないかの照合が行われた。

 高頻度取引はグローバル金融市場でアクティブな取引手法である。高頻度取引はアルゴリズムや自動売買を使用してUK、米国、ドイツ、オーストラリア、シンガポール等の先進経済国でよく使用されている。

Greg Scopino

Greg Scopino氏

 2014年の米証券取引委員会(SEC)の発表によると、主要取引所では取引高の40%以上を高頻度取引が占めており『高頻度取引は通貨市場を構成している主たるもので、通貨市場のパフォーマンスのほぼ全ての要素に影響しがちである』という。

潜在的違反

 同調査では少なくても高速のピング送信の一部形式は4つの米国商品取引法と1つのCFTC規制に違反している可能性があるという内容が記されている。
『高速ピング送信は、ピング注文の小さいバッチを送信しそれらの大半は実行される前にキャンセルされる。これが米国商品取引法の一部に違反していると考えられる』

 米規制は高頻度取引に焦点をあて、株式市場を不正操作する為に高頻度取引を違法に使用する高頻度取引業者を非難した。UKやオーストラリアの多くの調査では、高頻度取引は現代の取引状勢の一部となっており、バイサイドとセルサイド業者の両社がそのテクノロジーを上手く活用しているという。そしてスピードについては、取引の標準機能となる可能性があるとの事だ。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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