先週のハイライト:ボストン・テクノロジーズ関連会社新たな情報、アルパリUK社顧客の不安募る

ボストン・テクノロジーズ関連会社の顧客資金に関する不明点が浮上
Boston Technologies CEO George Popescu

ボストン・テクノロジーズ社元CEO George Popescu氏

 最近ボストン・テクノロジーズ社元CEOでForexware社ストラテジーヘッドのGeorge Popescu氏が裁判所に提出した宣誓供述書と200ページ以上に渡る証拠書類は、膨大な顧客資金がBoston Prime社とBT Prime社から失われている事を主張していた。同供述書によるとBoston Prime社とBT Prime社の独占的リクイディティプロバイダーであるFXDD社は両社と両社の顧客に不正を働いていたという。

 同氏は先月のスイスフラン・ショック後、FXDD社が取引プライスを調整した為1,500万ドルもの損失が発生したと主張した。つまりリクイディティプロバイダーであるFXDD社の有利になるように調整する事でBoston Prime社とBT Prime社の負債を人為的に増やしたという。また、FXDD社は両社から不当な手数料や不明なマークアップを徴収していた。

 2月初旬にフォレックス・マグネイトが報じた様に、ボストン・テクノロジーズ社は多数の従業員を解雇している。

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アルパリUK社破産手続き更新情報、具体的な数値も明らかに

kpmg アルパリUK社の特別管財人を務めるKPMG社は、顧客と債権者向けにアルパリUK社関連更新情報を先週月曜日に公開した。この更新情報には、フォレックス・マグネイトが先日伝えた同社主要株主Andrey Dashin氏による知的財産権買収の内容も含まれていた。

 また、アルパリUK社が細分化されて売却される予定である事も認められた。さらには、114人の従業員が退職あるいは余剰とされ、残りの52人がKPMG社の補佐に当たっているという。取引のプライシングに関しては、1月15日9時30分時点に口座に残高がありそれ以降取引を行っていない顧客には影響を与えないという。

 KPMG社はアルパリUK社の代わりに顧客資金を預かっている全機関と連絡を取り、約4,330万ポンド(顧客資産の66%にあたる)がKPMG社直下で管理される信用口座に資金移動された。

 スイスフラン・ショック後に決済された取引の分析は引き続き行われている。この分析が完了するまで、KPMG社は最終的な顧客口座残高を確認できない。特別共同管財人達は、現在の状況と手続きの遅れは、顧客に困難や疑念をもたらす可能性があると考えている。

 アルパリUK社顧客用返金請求ウェブサイト(フォレックス・マグネイト読者の多くがこれについて大きな不満を抱えている)について、KPMG社は開発は順調に進んでいると述べた。

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FXCM社、復活への道のり

 先週FXCM社は同社プラットフォームの新バージョンを発表した。このアップデートにはリアルボリューム・インディケーター一式が搭載されトレーダーに新しいデータを提供する事が狙いとされている。また、先月のスイスフラン・ショックを受け、フロア、ペッグあるいはバンド等が設定され過剰なボラティリティ発生の傾向がある13のエキゾチック通貨ペアの提供終了も発表した。

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FxPro社CEOインタビュー:レバレッジは真の問題ではない
Charalambos Psimolophitis, FxPro's CEO

FxPro社CEO Charalambos Psimolophitis氏

 FxPro社CEOのCharalambos Psimolophitis氏は同社がスイスフラン・ショックをどのように乗り越えたかについてフォレックス・マグネイトのインタビューに答えた。同氏は、スイスフラン大変動を受けレバレッジが議論されている事がなぜ見当違いであるかについても語った。
「スイスフラン・ショックを受け、規制当局がレバレッジに過剰な警告を出し始めました。私の見解では、これはトレーダーがFX業界に求める需要と反対の取り組みである為間違っていると思います。レバレッジが真の問題ではなないのです。ブローカーが異常事態による影響を軽減しつつ利益相反がない事を保証し続けられる、エージェンシー執行とマーケットメイキングのハイブリットな組み合わせが理想的です。」

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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