独占記事:ボストン・テクノロジーズ社元CEOの供述書で、関連会社の顧客資金に関する不明点が浮上

boston_prime_logo ボストン・テクノロジーズ社関連会社で特別管理下に置かれたBosto Prime社の状況について多くの事は不明である。しかし、最近の裁判所に提出された膨大な量の書類では、顧客の損失に関するものなど、一部の情報が明らかになったが、答えとなるものはなくただ疑問だけが新たに浮上した。

 宣誓供述書と200ページ以上に渡る証拠書類は、Forexware社とボストン・テクノロジーズ社の合併について新たな実態を表しており、膨大な顧客資金がBoston Prime社とBT Prime社から失われていると主張するものであった。

 ボストン・テクノロジーズ社従業員は、先週のボストン・テクノロジーズ社での大規模解雇の潜在的原因についても英金融行動監視機構(FCA)に明かした。

George Popescu氏の宣誓供述書
George Popescu, CEO, Boston Technologies

ボストン・テクノロジーズ社CEO
George Popescu氏

 ボストン・テクノロジーズ社元CEO兼Forexware社ストラテジーヘッドのGeorge Popescu氏が裁判所に提出した宣誓供述書によると、彼は2014年6月にボストン・テクノロジーズ社との合併時に良好な関係の中でForexware社にBoston Prime社とBT Prime社の支配権を譲ったという。

 同宣誓供述書はそれが書かれた2月6日時点で、Kevin Millien氏がサインした譲渡証書がそろっていない為Forexware社へのBoston Prime社とBT Prime社売却は完了していないとも説明されていた。

英FCAへ送られた文書が明かした、1,500‐1,600万ドルの顧客資金不足

 George Popescu氏は、Boston Prime社とBT Prime社の顧客資金が1月22日夜中時点で約3,200万ドル(内2,100万ドルはBoston Prime社、1,100万ドルはBT Prime社)あったと述べた。

 同時に、Boston Prime社とBT Prime社のキャッシュ割り当て分は合計約1,000万ドルであった。BT Prime社は750万ドルをFXDD社に送金するよう指定があったが全額は入金されていなかった。

 英FCAへの文書の中で、Popescu氏はFXDD社が理由を言わずにBoston Prime社からBT Prime社に300万ドルを資金移動したと説明した。

 Popescu氏によると、当初Boston Prime社とBT Prime社の顧客は80,000ドルしかマイナスになっていなかったという。しかし、FXDD社が取引プライスを調整した事で1,500万ドル(Boston Prime社500万ドル、BT Prime社1,000万ドル)の顧客損失を生んだとされている。

 その結果、顧客資金に合計1,500万-1,600万ドルの差が生まれた。

 同氏が伝えるところによると、FXDD社はリクイディティプロバイダーとして、Boston Prime社とBT Prime社に毎週25万ドルの『マネージメント料』を科し、スプレッドのマークアップを不明にしていた。さらには両社は手数料として3,000万ドル徴収されていたという。

 先月26日にフォレックス・マグネイトが報じた通り、Boston Prime社とBT Prime社は営業を停止、Rollings Oliver社がBoston Prime社の特別管財人に指名された。

フォレックス・マグネイト記者がForexware社とFXDD社に連絡を取ったが、同社らは本件に関するコメントを控えた。

以下はGeorge Popescu氏の宣誓供述書と証拠書類:

Witness Statement – George Popescu

Exhibit Part 1

Exhibit Part 2

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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