スイスフラン・ショックで白旗揚げる業者がいる中、キプロス当局、資本要件引き下げ

by Forex Magnates at 12 February, 2015 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外業者 | 海外総合

cysec_new_logo_picture 11日、キプロス証券取引委員会(CySEC)はキプロス投資業者(CIF)に対し、リスク管理、モニタリング、緩和政策に関する主要事項の発表を行った。

 当局はキプロス投資業者に対し、マーケットの状況を考慮し当局の指針が定期的に見直される事も併せて伝えた。

 今回の指針変更は先月スイス国立銀行がスイスフランの上限撤廃をした事で業界が多額の資本不足の打撃を受けた後に行われた。

 先月15日のスイスフラン・ショックによりキプロス投資業者24社の合計損失は4,790万ドルに及んだ。17日にCySECは全キプロス投資業者に対しスイスフラン・ショックによる潜在的損害の範囲を評価するよう命じた。182社のCIF登録業者に連絡を取り、内158社は自己資本にマイナスの影響を受けなかったという。

 影響を受けた24社は損失を被ったにも関わらず、CySECの規制に準じ最低資本金と最低自己資本規制比率を上回るよう維持していた。

 しかしタイミングが悪い事に、この度のCySECによる規制改正により規制された市場のオペレーションやその他関連項目が変更され、キプロス投資業者の最低資本要件が引き下げられた。

 マーケットメイカーであるキプロス投資業者の最低資本要件は100万ユーロから73万ユーロになる。顧客資金を保護しているブローカーの最低資本要件はは20万ユーロから12.5万ユーロに、一方顧客資金を保護していないブローカーは8万ユーロから5万ユーロとなる。

 今回の動きは、英FCA規制ブローカーのMiFIDパスポーティングに対する反発を悪化させる可能性がある。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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