2014年ロシア市場レポート:露FX市場はアルパリ社含む3社が60%占める

interfax 経済分析の中心的存在であるInterfax-CEA社は、2014年のロシアにおけるFXブローカーの調査レポートを発表した。この調査は合計22のロシアFXブローカーが対象となっており、約8,000人のトレーダーからデータが収集された。

 この調査結果が示した興味深いトレンドの一つは、ロシアのFX市場の60%はアルパリロシア社、Forex Club社、TeleTrade社の3社が占めているという事だ(下記表参照)。さらに、ロシアの顧客平均入金額は900ドルである事も分かった。

 同調査は、約400,000人がロシアのFXブローカーを利用し、平均月間取引高は3,500億ドルに上ると推定している。Interfax-CEA社は、高レバレッジが高い取引高に繋がっていると考える。

 しかし、2014年の月間平均取引高は前年比で落ち込みを見せた。これにはいくつか原因がある。これについて同社は、第一に取引の減少と先進諸国通貨の低ボラティリティが、通貨投機の利益性や投資の魅力を低下させたと仮説を立てた。

 そして第2に、ロシアルーブル暴落により国民が現金通貨の投資にシフトし投資口座をFX業者で持たなくなった事が挙げられる。3つ目は、ロシア国内の経済危機が差し迫っている事で、多くの投資家が投資や預金に対してより保守的になっているという事である。

 ロシアのFX市場は、顧客数、取引高共に10社が全体の80%近くを占め、上位業者に偏っている。一方で、同レポートはロシアの約66%の投資家が2014年にFXで資金を失ったとも述べている。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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