SBI FXトレード社、スイスフラン急変動の特別レポート公開:影響や問題点を分析

by Forex Magnates at 4 February, 2015 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 国内業者 | 国内総合

SBIliquidity 先月15日のスイスフラン・ショックが与えた打撃は、欧米よりアジア太平洋地域の方が少ないと言われている。被害の大きいところでは、数百億円に及ぶ顧客損失とそれに伴う未収金の発生を招き破綻に追い込まれる業者も現れた。スイスフラン急変動後、レバレッジ変更、スプレッド変更、損失金額の開示、マイナス残高の精算あるいは未収金請求等、ブローカーによって対応は様々である。

 スイスフラン・ショック後、SBI FXトレード社と親会社でカバー先であるSBIリクイディティ・マーケット社は、スイスフラン急変動の背景を始め、影響、対応、課題等に関する多数の詳細レポートを公開した特別コンテンツを設置している。

■SBI FXトレード社、SBIリクイディティ・マーケット社のレポート一覧はこちら

 SBIリクイディティ・マーケット社は、欧州の顧客層を持つ海外FX業者が特に大きな影響を受けることになった理由の一つにレバレッジ問題を挙げた。海外FX業者には日本のようにレバレッジ規制(25倍)がないため、海外個人投資家の間では非常に高いレバレッジ(中には1000倍のレバレッジを提供する会社もあった)を使ってユーロスイスの買いポジションを構築することに抵抗が少なかったことが、その影響の度合いに更に拍車をかけたと考える。

国内FX業者への影響

 金融先物取引業協会が発表したスイスフランの相場変動に係るロスカット等未収金発生状況(速報値)は下記の通りである。※発生金額は単位未満切り捨て

 スイスフラン・ショック時、国内FX業者に影響を与えた主な要因は『1.価格配信の停止』、『2.注文受注の停止』、『3.異常なワイドスプレッドの提供』であるという。

 スイスフラン急変動時、SBI FXトレード社は、親会社かつカバー先でもあるSBIリクイディティ・マーケット社が、国内最大のカウンターパーティ数(27行)という、世界に有するインターバンクとの確固たるコミュニケーションラインによって、プライス配信を止めることなく提供し続けた。

 また、同社でロスカットが発生したケースもあったが、スイスフランの最狭スプレッドである2.39銭を適用し通常通りの適切が処理がされ、未収金は軽微な範囲で収まり16日時点で大半が解消したと発表した。

顧客区分 発生件数(件) 発生金額(百万円)
個人 1,137 1,948
法人 92 1,440
合計 1,229 3,388

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この記事はWESTERN Inc.オリジナルの記事で、英語の原文はございません。

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