FXCM社が企業乗っ取りの標的に、特別措置を発表

by Forex Magnates at 2 February, 2015 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 海外業者 | 海外総合

fxcm logo FXCM社は、敵対的な企業乗っ取りを防ぐ為の株主特別権利計画を発表した。

 この計画は、10%を超える同社株式を個人もしくはグループ投資家によって敵対的買収が行われた際、既存株主が低い株価で購入できるというもので、追加株式発行により潜在的買い手の所有権を希薄化させる事が狙いとされている。

 FXCM社はこの権利計画の正当性について声明の中で「当社取締役会は全て株主の利益を最優先に考えています。この特別権利計画は、当社株主が当社への投資価値をフルに実現できる事を意図しています。また、外部投資家の株式買い集めによる支配権掌握や支配権プレミアムを支払わない強制的買収の可能性を抑える為に作られました」と述べた。

 スイスフラン・ショックにより同社顧客損失が2億2,500万ドルに及んだ事が発表されると、同社株は2ドル付近で取引されるようになった。少なくても顧客損失の40%が精算されており、現在同社は乗っ取りの標的となった。Leucadia社から受けた緊急救済の2億7,800万ドルを返済する為に非主力資産の売却計画を発表した後、外部買い手に対する脆弱性はより高くなった。

 FXCM社が乗っ取り防止策に関与したのは今回が初めてではない。同社が2013年にゲイン・キャピタル社買収を試みた際にゲイン・キャピタル社が同様の株主権利計画を導入した。

 前回と今回の乗っ取り防止策の違いは、前回はFXCM社を阻止する為に導入されたのに対し、今回の防止策はFXCM社が敵対的買収の潜在的標的となっている事である。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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