サクソバンク、証拠金率引き上げ、スイスフラン・ショックによる価格訂正は法的選択肢

by Forex Magnates at 29 January, 2015 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 海外業者 | 海外総合

saxo_bank_logo サクソバンクは日本時間2月5日より2度目の証拠金率引き上げ実施する発表をした。最初の証拠金率引き上げは1月22日に実施され、多くの主要FX通貨ペアやCFD銘柄が対象となった。

 この証拠金率引き上げは、15日にスイスフランの対ユーロ上限が撤廃されたことによるボラティリティー増大への対応である。また、1月22日の引き上げはECB発表の直前に実施された。

 今回の変更はAUD、CAD、NZDを含む多くの人気通貨に適用され2%から3%に引き上げ、CNHは5%から20%に引き上げられる等がある。

 多くのブローカーが先週のECB発表前に最低証拠金を一時的に引き上げた再び引き下げており、サクソバンクの引き上げ対応とは対照的である。伝えられるところによれば、スイスフラン・ショックによるサクソバンクのマイナス残高は1億ドルに上るという。

 この動きは、サクソバンクが高レバレッジをそこまで望まない富裕層顧客や機関投資家に注視したサービス提供にシフトしている事を示しているようである。機関投資家がFX取引で使用する平均レバレッジは、大半のリテールトレーダーに使用されている100倍を大幅に下回っている。

 サクソバンクは、スイス国立銀行の対ユーロ上限撤廃発表によって引き起こされた極度なリクイディティ不足は回避不可能な事態である事から、スイスフラン取引の約定価格を訂正する決断に至ったと言及した。

 サクソバンクのリスク管理責任者兼CFOのSteen Blaafalk氏がブルームバーグに伝えた声明によると、サクソバンクは他社と異なり、過去にさかのぼり約定価格を調整する法的手段を講じたという。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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