独占記事:ボストン・テクノロジーズ社、プライシング変更を受け損失、早急に買い手求める

rp_boston_technologies_forexware-300x300.png 米国に本社を構えるボストン・テクノロジーズ社は財政難に直面している。

 ボストン・テクノロジーズ社は昨年7月に競合のForexware社に買収された。法人を対象にビジネスを展開するボストン・テクノロジーズ社は2つの関連企業を抱える。一つは英金融行動監視機構(FCA)の規制下にあるプライムブローカレッジのBoston Prime社で、もう一つはバミューダのライセンス保有のプライムブローカー兼法人リクイディティプロバイダーのBT Prime社である。BT Prime社はベリーズの管轄下に入っていたが最近移転した。

 複数の業界関係者によると、最近同社の主要リクイディティプロバイダーによってプライシング条件が変更された為、数日間で約1,000万ドルの損失が出たという。

 この深刻な資金不足を受け、ボストン・テクノロジーズ社役員は慌ただしく買い手探しを行っている。フォレックス・マグネイトは、複数の市場参加者が同社買収の話を持ちかけられているという情報を得た。

わずかな見込み

franc スイスフラン・ショック前、ボストン・テクノロジーズ社の月間取引高は180-250億、月間利益は350,000ドルと推定される。

 さらに、同社は高頻度取引プラットフォームも有し、このプラットフォームは2014年上半期、月間約50万近くの取引高を生み出していたとされている。Boston Prime社は約20-25名の従業員を抱えるボストンオフィスの他に、東京とジャカルタにも拠点を構えている。

 負債を抱えるボストン・テクノロジーズ社を救う買い手が現れる可能性は低そうだ。別の考えられるシナリオとしては、同社が規制要件を満たしていない可能性があるため、英FCAを含む関連規制当局に修正した数値を報告するという事である。

 この数ヵ月、所有権を巡り長い法廷論争が繰り広げられていたボストン・テクノロジーズ社であるが、1月15日のスイス国立銀行の発表により状況は急変、他ブローカーと同様にスイスフラン・ショックの打撃に苦しんでいる。

 フォレックス・マグネイトは、大手FXCM社アルパリUK社等に大打撃を与えたこのスイスフラン・ショック後、FX業界が被った損失は約10億ドルに及ぶと推定している。

 ボストン・テクノロジーズ社は本件につてコメントを控えた。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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