ECB政策発表が、EUR/USDスプレッドに与えた影響、ブローカー別統計

Euro FX業界を混乱に陥らせたスイス国立銀行によるユーロ/スイスフランの上限撤廃から1週間後、22日に欧州中央銀行(ECB)が1兆ユーロ規模の量的緩和(QE)導入を発表した。このECBの発表前、大半の大手ブローカーは、事前に証拠金率を一時的に引き上げるたり、顧客にこのイベントリスクについて注意を呼びかける等の措置を講じた。

 ECB金融政策発表前、QE導入の観測からユーロ/米ドルは11年来の安値圏内に入った。金曜日には木曜の1.1600付近から1.1200を下回る動きとなった。

 一方で、ECB発表時にFXブローカーが提示したユーロ/米ドルのスプレッドはどうだったのか?

 『TradeProofer』という新しい取引コミュニティーサイトから提供されたデータを使用し、フォレックス・マグネイトはブローカーのスプレッドが同イベントからどのような影響を受けたのかをまとめた。TradeProoferは、メタトレーダー4(MT4)を使うユーザーからスプレッドや約定結果のデータを収集している。TradeProoferはこれらのデータを使用しクラウドソースされたブローカーのスプレッドや執行力の分析を提供、同サイト会員はブローカーの執行品質を判断する際に活用する事ができる。

 下記画像(上)は、12時45分(GMT)のECB発表の直前直後のスプレッド変動をリアルタイムで表したものである。横軸はユーロ/米ドルのスプレッド、縦軸はスプレッドをクオートしたブローカーの数を示している。

 また、もう一方の画像(下)は、TradeProoferのコミュニティーネットワークによって追跡された12時40分から12時49分間のブローカー別平均スプレッドである。

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ECB announcement broker spreads
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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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