スイスフラン急騰に対する各当局の動き:英当局、顧客資産への影響について各社に検査訪問

by Forex Magnates at 21 January, 2015 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

rp_fca_logo_full2-300x300.png 英金融行動監視機構(FCA)は、スイスフラン大暴騰によって影響を受けたとされる業者について最初の検査を実施した後、次なる行動にでた。フォレックス・マグネイトが本件に近しい情報筋から得た情報によると、FCAが規制する多くのブローカーディーラーが当局から半抜き打ち訪問調査を受けているという。この動きは、UKの金融システムにおける安定性、効率性、信頼性を維持する為の当局の積極的な行動であると言える。

 FCAは、アルパリUK社を破綻に導いたスイスフラン・ショックを考慮し正式な訪問調査を行っている。我々は、複数の業者から先週のスイスフラン・ショックで多額の損失を被った事を知らされている。

 マドリードのコンプライアンス専門家は「リーマンショックとMFグローバル破綻以降、顧客資金が議題となっており、FCAは特別部門を設置し昨年の6月には新規制が導入されました。しかし今回の惨劇は大混乱を招いています。さらに多くの業者がこのスイスフラン・ショックの影響を受ける事が予測される為、FCAが今回の行動に移ったのです。これは、FCAが過去の失態を取り繕う良い動きだと思います。」と語る。

 UKで認可されている業者はFCA規定集に準拠し、全規制業者はオペレーション指針を有している。今回の訪問調査の中で、FCAは業者に対し自社の顧客資金取扱規定(Client Assets Sourcebook:CASS)一式の提示を求めるだろう。これには、顧客資産の銀行での保管方法や、公式文書等顧客資金に関する重要な事項が記されている。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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