ファストマッチ社、先週木曜に取引高記録更新、翌日は激減、株主FXCM社の影響か?

 先週木曜日のスイスフラン大暴騰を受け、FXのオーダー・マッチングシステムFastmatch社における同日の取引高は急伸し新記録を打ち出した。木曜日の総取引高はユーロ/ドル、ユーロ/スイスフランの取引がけん引し、244億ドルとなった。Fastmatch社はロンドン、ニューヨーク、東京でマッチングエンジンを設置しており、木曜日の取引高の内訳は、ロンドンが171億ドル、ニューヨークが68億ドル、東京が5.4億ドルであった。

 注目すべきは同社プラットフォームでの翌日金曜日の取引高である。金曜日の取引高は48.7億ドルに大幅下落した。通常金曜日の取引というのは他の曜日よりも実績が落ちるものであるが、Hotspot社は金曜日の取引高が469億ドルで、木曜日の617億ドルからわずか20.9%の減少にとどまった。しかしFastmatch社の先週金曜日は今月最低レベルの取引高を記録した金曜日となった。これはホリデーセッションである1月2日の67億ドルをも下回った。

 この大幅減少は、多くの問題を抱えていたFXCM社がFastmatch社の株主である事から、参加者がFastmatchプラットフォームでの取引を避けようとしていた事に関連している可能性がある。Fastmatch社CEOのDmitri Galinov氏は、自身のLinkedInで木曜日の記録的取引高について言及すると共に、『この変動の激しい市場でのFXCM社のオペレーション継続』について尋ねられた事も述べていた。この問いに対し、同氏はFXCM社がLeucadia National社から3億ドルの資金調達を受けたニュースを伝えていた。今週、Fastmatchプラットフォームに参加者が戻ってくるのか、それともFXCM社の影響が引き続き取引に悪影響を及ぼすのかどうか注目したい。

Fastmatch Daily Volumes (source:Fastmatch.com)

Fastmatch Daily Volumes (source:Fastmatch.com)

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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