スイスフランショックの打撃:アルパリUK社、破綻申請、特別管財人を任命

rp_Alpari-logo-300x196-300x196.jpg アルパリUK社は特別管理下に置かれた。同社取締役会は正式に破綻を表明せずに同社ビジネスを引き継ぐ事の出来る買い手を探していたが、昨日フォレックス・マグネイトが報じたように失敗に終わった。

 情報源によると、英FCAによって指定されたKPMG社は同社オフィスに特別管財人として入った。これが意味するのは、同社ビジネスを救う最後の試みとして、KPMG社がアルパリUK社の買い手を自ら探す、もしくは顧客へ資産分配の監督を行わなければならないという事である。

Richard Heis

Richard Heis氏

 KPMG社のパートナーで特別共同管財人に任命されたRichard Heis氏(左写真)はこの度の任命について声明の中で以下のコメントをした:

「スイス国立銀行(SNB)による先週の発表を受け、顧客残高はマイナスになり、アルパリUK社は多大な損失を被りました。同社は特別管財人任命以外の選択肢がない状態に直面しました。同社ビジネスに関心を寄せる関係者から数多くの問い合わせを頂いており、今後数日間で話し合いを進めたいと思います。アルパリUK社は約9,850万ドルのリテール顧客資産を保有しており、これらは分別管理されています。規制に準じて出来るだけ早く顧客への返還や適切な処理が行われます。」

更新情報:アルパリUK社ウェブサイトでの最新発表内容(1月19日)

『2015年1月19日(月)、アルパリ(UK) Ltdの取締役の申請により、高等法院は英政府の特別管理制度(SAR)に基づき、監査法人のKPMGのRichard Heis、 Samantha Bewick、Mark Firminをアルパリ(UK) Ltdの特別共同管財人に任命致しました。アルパリ(UK) LtdはUKで設立された会社です。

2015年1月15日(木)のスイス国立銀行による1ユーロ=1.20スイスフランの上限撤廃の決断により、アルパリ(UK) Ltdは2015年1月19日(月)に破産申請致しました。スイス国立銀行による発表は相場を大きく変動させ、その結果、会社およびお客様は大きな損失を被りました。週末の期間中、複数の関係者と会社売却を目的とした緊急の話し合いを行いましたが、結果的に失敗に終わりました。

現在アルパリ(UK) Ltdのビジネスについて興味を持っていただいている複数の関係者から多くのお問い合わせを頂いております。今後数日間に渡り、私たちはこれらの方々と話し合いをし、可能な限りビジネスの存続並びに雇用の維持を確保するよう努めて参ります。』

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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