ユーロ/スイスフラン暴落で、取引停止するブローカー続出

USD/CHF, 4 Hour Chart, MT4

MT4、USD/CHF 4時間チャート

 昨日、ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)の上限(フロア)1.20が撤廃された後、一部のブローカーは取引を停止せざるを得ない状況になり、複数の通貨ペアのスプレッドは前代未聞の広がりを見せた。当時の各社の対応状況は下記の通りである。

アルパリ

 アルパリ社は、スイスフランの8通貨ペアについて『決済のみ』の取引となり、トレーダーは新規ポジションを持つことも指値を注文する事も出来なくなる事を発表した。

ゲイン・キャピタル Forex.com

 Forex.comがスイスフランの取引を一時停止するニュースは、ロイター通信の一般ニュースのヘッドラインに掲載された。Forex.comのリサーチディレクターのKathleen Brooks氏は「当社リクイディティプロバイダーが戻り、リクイディティを再び提供する事を待っています。スイスフランはどの通貨に対してもリクイディティを得る事が非常に困難です。マーケット全体が枯渇しています。」と述べた。

FXCM MT4 CHF Freeze

FXCM社MT4のスイスフラン関連ペアのフリーズ状態

サクソバンク

 サクソバンクは顧客宛てに下記内容を通知した。
「15日のスイスフランペアにおける異例の相場変動において、当社は極めて非流動的なマーケットで顧客注文とポジションを処理しましたが、当時の流動性を精査し、お客様の約定価格と市場価格の確認作業を進めています。場合によっては約定価格の訂正を行い、元々の約定価格よりも執行価格が不利になる可能性があります。」

FXCC

 FXCC社は下記メッセジーを配信した。
「現在、FXCC社はリクイディティプロバイダーと協力し、顧客に提示するプライシングを復旧させ、執行された取引の確実性を確認しています。お客様に更新情報をいち早くお届けできるよう取り組んでいます。」

FXCM

 FXCM社では、スイスフラン通貨ペアの価格が、15日4時30分から5時15分(EST)の間更新されなかった。サポート担当者はこれによって不利な影響を受けた顧客に、「CHF Crosses spike 15/1 – Price freeze.(1月15日のCHFペアのスパイク‐価格フリーズ)」という表題の報告を出すよう通知した。

 またFXCM社の一部のCFD取引もこのスプレッド拡大の影響を受けた。これにつき顧客は「当社のトレーディングデスクが取引可能なスプレッドを銀行が提供し次第すぐに、プライス配信を再開する予定です」と伝えられた。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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