「資金を返せ」とIronFX社の中国人トレーダーがオフィスを襲撃

Protesters inside IronFX office

IronFX社の子会社オフィスで抗議をする人々

 2014年8月、中国のテレビ番組がIronFX社のオペレーションについて、同社の中国人アフィリエイト会員が支払われるべき資金が支払われていないと謳える20分間の調査リポートを報じた。そして、ついに当該中国人トレーダー達が抗議活動を始めた。

 複数の中国ウェブサイトでは、先週上海のIronFX社オフィスで起こった2件の激しい抗議について取り上げた。これらの抗議は同社役員を暴力的に攻撃する大惨事となった。

 waihuiTVというウェブサイトによると、刃物を持ってIronFX社のオフィスに押し掛けた顧客が、翌日までに彼の出金を許可しするよう役員に要求し、さもなければ殺すと脅した。同報道によると、この顧客は実際に翌日に資金を受け取ったそうだ。

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IronFX社オフィスの外で抗議する人々。横断幕には「IronFX社は投資家を騙し、誠実さがない。神は同社の行いを許さない。苦労して稼いだお金を返せ。」と書かれている。

現場

ironFXviolance4 現場の写真から、極めて緊迫していた状況が分かる。報道によるとトレーダーは同社オフィスに急襲し破壊行為を行い、マネージャーに暴力を振るったという。

 抗議者たちが窓ガラスを粉々に割り、オフィス内で横断幕を掲げ占拠した為、通常業務は妨げられた。

 この騒ぎは、中国で顧客やアフィリエイト会員を獲得する為に活用されていたIronFX社のブランドの一つであるGlobal Investment社の各オフィスで繰り広げられた。

Global Investment Holdings IronFX 同ブランドのウェブサイト(www.ighgl.com)によると、Global Investment社はIronFX社によって所有、直接運営されていたようだ。また、IronFX Global社の会計部門がGlobal社のドメインを管理しており、同ウェブサイトアドレスに関連するEメールは、domains@ironfx.comであるようだ。

警察が仲裁に入る

ironFXviolance5 左記の写真にあるように、先週のこの騒動は地元警察が仲裁に入り終結した。伝えられるところによると、トレーダー達は、もしIronFX社が出金問題について妥当な解決案を提供しなければ、抗議をエスカレートさせると主張している。

 前回の報道に対し、同社は「そのテレビ番組で誤った申し立てをされた事に非常に驚いています。当社の弁護士が同テレビ局に対して必要な法的措置を講じる予定で。」と述べていた。

 今回、中国人顧客は非難だけにとどまらず暴力を用いた。これにより、同社が中国でのオペレーションを保護する為に再び法的措置を行わなければならなくなる可能性がある。

『苦情は明らかに中傷的なものである』と語るIronFX社

 IronFX社は、今回の非難についてフォレックス・マグネイトに下記のコメントを述べた。

『私達は、当社のプロモーションを不正操作する取引ストラテジーを使用する悪意あるトレーダーのグループを特定しました。このグループは、当社の取引条件違反の調査対象となっており、調査中、この悪質な取引ストラテジーから全ての関連プロモーションの出金に制限をかけました。当社にはこの措置を講じる権利があります。

繰り返し述べますが、当社は出金の遅延について、キプロス当局のCySECを含む7つの規制当局からも苦情やその他正式な通告を受けていません。全ての出金が、業界で標準的な処理日数で適切に実行されています。

伝えられているどの苦情も明らかに中傷的な内容で、当社がNYSEでのIPOを目指しているという最近の噂に関連している可能性があります。彼らは、当社のビジネス慣行に関する一連の悪い噂に流されています。これらの噂はどれも真実ではありません。

IronFX Globalは5年間の歴史の中で、CySEC、FCA、ASIC、FSP、FSB、CRFIN、UCRFINから正式な通知も罰金も受けていません。IronFX Globalは、今後も当社の正当な利益と450,000人の顧客を守る為の策を講じ続ける予定です。』

本報道内容の中国語でのオリジナル内容はこちら

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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