2015年のFX業界はどうなるのか?IPO、ボラティリティ、プラットフォーム戦争、マグネイト記者が大予測

forex industry 2014年の総まとめの次は、2015年の見通しについてフォレックス・マグネイトの記者達の見解をまとめた。読者の皆様からの意見や予測も是非シェアして頂ければと思う。

IPOとM&A

 FX業界注目のトピックの一つに、“上場”がある。フォレックス・マグネイトCEOのMichael Greenbergは、2015年は潜在的IPOが引き続き多くある事を予測する。この理由は、2014年に見受けられたようにIPOの手続き開始は、その実行を保証しているわけではなく、TraderXP社やAnyoption社等、IPOの準備を始めていた一部のブローカーは最終的にIPOに至らなかった事例があった為である。

 Michaelは、2015年にさらに多くの企業が、自分達のビジネスに対する資本市場の反応を評価するプロセスを始めると確信している。評価を試みて上場しないという事は、失敗に終わったという事を意味しているわけではなく、ただ期待通りの反応が得られなかっただけの話であると加えた。多くの業者は、2013年のIPOを成功に収めたPlus500社を嫉妬のまなざしで見ている。

 そして、もしIPOが上手くいかなければ、ブローカーは買い手を探し始めるかもしれない。マグネイト記者のAvi Mizrahiは2015年に、FXだけではなくバイナリーオプション界でもさらなる合併が行われると予想している。

市場動向

 Avi Mizrahi記者は、2015年はキャリートレードが復活すると見込んでいる。しかしこれまでとは異なり、ドルではなくユーロや日本円に焦点が当てられる可能性があるという。

 Victor Golovtchenko記者は、ドル相場が今すぐ高くなるとそれほど確信しておらず、ボラティリティが増加し記録的な取引高が打ち出される事を予測している。彼曰く、FEDが利上げをしなかったら、2014年下半期に建てられたロングポジションが大規模に売られる可能性がある。一方、FEDが実際に利上げをしたら新興成長市場の資金調達問題に発展する。いずれにせよ、2015年はボラティリティに恵まれるだろうとの事である。

プラットフォーム戦争

 Jeff Patterson記者は、「マネックスとTradableの融合が軌道に乗り、他のブローカーが追従し始めるだろう」と語る。これは大胆な試みであり、上手くいけばTradable社がMT4のFX市場独占状態を崩す可能性があると述べた。

 メタトレーダーについては、MT5の推進によりMT4サーバーを新規顧客に売る事を止めるのではないかと予測している。メタクオーツ社は、オペレーション拡大が必要な既存顧客にはMT4をサポートし新サーバーライセンスを売るだろうが、新規ブローカーはMT5を使用しなければならなくなるだろう。2014年は同社がMQL4とMQL5のプログラミング言語がほぼ同じものになるように開発した事からこのような推測が出来る。

規制

 2014年とは異なり、規制面で推測できる事はだだ一つであると語るのはAdil Siddiqui記者だ。彼は、英FCAが口座開設手順に関して業者に罰金を科す事を推測。彼の見解では、とりわけ、FCAが口座開設に関する金融プロモーションの取り締まりを一層強化していくだろうとの事である。

米国

 私は米FX市場への新規参入業者が現れる事を予測している。新規参入業者は、海外ブローカーかもしれないし、既存の米金融業者がFX部門に拡大するのかもしれない。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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