東京金融取引所12月取引数量発表:くりっく365は3.5%減
12月のFX取引高を最初に発表した取引所は東京金融取引所(TFX)であった。12月は米ドル/日本円のくりっく365取引の伸びが顕著で、くりっく365全体では前月比3.5%の減少にとどまった。くりっく365全取引数量は3,999,545枚、日次平均では173,894枚であった。
通常12月はクリスマスや年末年始の休暇により、流動性が乏しくなり取引高が著しく低くなる。しかし日本、特に東京金融取引所の取引所取引商品ではその影響は大きく出ていない。
米ドル/日本円の取引高は前月比15.2%増加した。ロシアルーブルの暴落による過度なボラティリティが、リスキーなキャリートレードのポジションを精算させた。
くりっく365の総取引数量は前年同月比だと42.9%の成長率で、これも米ドル/日本円取引が大きく寄与している。
くりっく株365の取引数量は781,647枚で、前月比26.4%増加、前年同月比では85.8%の増加であった。この顕著な伸びに最も貢献したのは日経225証拠金取引(746,600枚)であった。
東京金融取引所の全商品合計は前年度比で37.6%の減少であった。くりっく365合計も前年度比40.7%の大幅な落ち込みを見せた。
【関連記事】
- 2014/12/01 東京金融取引所が発表、11月くりっく365取引高2.4%の微増
- 2014/11/10 東京金融取引所くりっく株365のマーケットメイカー3社目は、日産センチュリー証券
- 2014/11/05 東京金融取引所の10月くりっく365、24.2%増加、株取引は84%急増
この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。
■最新版フォレックス・マグネイト四半期調査報告書販売中!
■フォレックス・マグネイト日本版の最新記事をfacebookでチェック
最新ニュース
おすすめ記事
- 楽天証券がTrading Technologies社のMultiBrokerソリューションに参加
- 7月のFXCM出来高は13%減、この夏は全体的に減少
- サクソバンク、『コントラクトオプション』を開始
- GMOクリック証券 記録更新
- サクソバンク、一新した取引プラットフォーム『SaxoTrader GO』を発表
- 日本の10月リテールFX出来高は3割減
- インターネット調査結果:アジアが最も接続速度高いが、DDoS攻撃最大の発信源
- FxPro社 オーストラリアオフィス閉鎖
- 今後半年間のUBSのおすすめは債券よりも株
- ブリュッセルが日本に働きかけ:欧州委員会のMichel Barnier氏、OTCデリバティブ取引に及ぶ規制改革で日本の金融庁を支持
コメントはまだありません.