2014年総まとめ:最も業界から注目されたニュースは?(前半)

globe 2014年、オンライン取引業界に最も影響を与えた記事を月別に紹介する。これらの記事には、FXCM社、ゲイン・キャピタル社、Plus500社、OANDA社、アルパリ社、IronFX社等の大手企業の名前が挙がっている。また、高頻度取引のスキャンダルも注目を集めた。

1月

uk2013marketshareアルパリ、FXCM、Plus500、UKの市場シェア拡大;UKの85,000人が2013年に金融スプレッドベッティングを使用していた事が調査で分かった。2012年比で8%減少しており、これは2009年以来初の減少であった。

休眠状態のトレーダー数はほぼ変化なく、新規トレーダー数が減少した事がスプレッドベッティング縮小の主な原因であった。

London Summit Buyside Panel

ロンドンサミット2013:バイサイドパネル

ロンドンサミット2013のバイサイドパネル参加者は満場一致で取引のほぼ100%が投機的であると述べた。しかし、FX取引で儲けている人がいるのかという疑問も同パネル内で持ち上がった。フォレックス・マグネイトの米国四半期利益率調査では、米リテール顧客の約65%が損失を被っている事が明らかになっている。

BCSC規制の厳しいカナダ ブリティッシュ・コロンビア州での営業には気を付けろ:規制当局バイナリーオプション4社に警告;カナダ、バンクーバーのBCSC(ブリティッシュ・コロンビア州証券委員会)で、オンラインバイナリーオプション取引を提供するRBOptions、24options、GOoptions、TradeRushに関し、投資家に警鐘を鳴らした。B.C.(ブリティッシュ・コロンビア州)の規制は、他のカナダの州とは大きく異なっており、歴史的にFXプロバイダーにとってタフな州である。当局の懸念は、多くのバイナリーオプションが無登録、未規制のオンライン取引プラットフォームを介して違法に取引されている事である。

2月
Leon Li, CEO Huobi

Leon Li, CEO Huobi

Huobi社CEO、MT.GOXの状況について見解述べる;当時世界最大のビットコイン取引所であったHuobi社の設立者兼CEOのLeon Li氏が初の独占インタビューに応じた。彼はフォレックス・マグネイトに電子通貨やMT.GOXの危機に関する見解を述べた。また、Huobi社が世界で最も取引高が高い理由や海外拡大計画についてもシェアした。また、Dogecoin、Litecoin、USDが同取引所に追加される計画についても明かされた。

Metaquotes メタクオーツ社、ビルド600をリリース:マーケットプレイス、MT5、そして規制との調和;この新しいビルド600では、メタトレーダー4ユーザーが同社のEAやその他の取引アプリマーケットプレイスにアクセス可能な『マーケット』タブをプラットフォームに追加された。また、マーケットプレイスに加え、メタトレーダーの自動売買やカスタムインディケーター構築システムの基礎となるMQL4のコーディング言語の大幅なアップデートも含まれている。このアップデートにより、MQL4はMQL5言語や機能性により近づいた。同社によると、これまでに構築された既存のMQL4ファイルはアップデート後も正常に機能し続けるという。

しかし、アップデート後、たちまちリテールトレーダーから多くの不満があがったのだ。メタクオーツ社から保証があったにも関わらず、旧EAが正常に稼働しなかったのである。この問題を受け、メタクオーツ社は、新たに2つのアップデート、ビルド603と604をリリースした。メタクオーツのフォーラムでのプログラマー達のフィードバックによると、一部の互換性の問題は修正されたが、その他はまだであった。

ctrader logocTraderの開発元、Spotware Systems社が大規模リストラ実施、その理由とは・・;フォレックス・マグネイトはcTrdaerプラットフォームの開発者であるSpotware Systems社が、大規模リストラを実施した事を確認した。同社のマネージングディレクターであるIlya Holeu氏はフォレックス・マグネイトに対し、解雇に関わらず、同社が今も大手企業であることに違いはなく、ビジネスの主軸には影響を与えてないと説明した。

FXCM logoFXCM社の非対称スリッページ問題、1,690万ドルで英FCAと遂に和解;FXCM社は制裁金と賠償金の合計1,690万ドルを支払う事でFCAと和解に至った事を公表した。FXCM社によると、本件は同社が2010年8月以前までに設定していた非対称スリッページポリシーについてである。2010年に取引条件の変更が行われるまでは、FXCM社のリクイディティプロバイダーが注文を有利な価格で執行できる場合に、顧客が価格の改善を受けず、不利なスリッページの影響を受け続けていた。

3月

Javier Faus Santasusana, Senior Vice President FC Barcelona and Markos Kashioris, CEO Iron FXIronFX社、約300万ユーロでFCバルセロナのスポンサー契約;IronFX社はスペインのフットボールクラブ、FCバルセロナとのスポンサー契約に約300万ユーロを支払った。これにより世界中で同クラブと選手の写真を使用して広告を展開する事が可能となった。しかし、実際このようなマスマーケティングが、この金額をカバーするほどの有益なものとなるのかという疑問が読者から多く挙がった。

4月

業界に大革命をもたらす高頻度取引の分析;世界の金融規制当局は、マイケル・ルイス氏の新著「フラッシュ・ボーイズ」で語られた高頻度取引(HFT)のスキャンダルをきっかけにパニックに陥った。当社記者のVictor Golovtchenkoが、ルイス氏が描くこの問題について見解を述べた。

同時期に、CMEとCBOTはリアルタイムのマーケットデータを提供していなかったとして訴えられていた。実際、CMEとCBOTはSECの規制に準じていた。

SafeCharge Debut at LSE

SafeCharge LSE Debut

SafeCharge社のIPO;ロンドン証券取引所AIM市場で、FXブローカーとオンラインギャンブルサイトに特化したグローバルペイメント・ソリューションプロバイダー『SafeCharge』の株式が公開された。同社は約4億ドルの株式時価総額を付けた。

IPO前、同社株式の97.1%が、ギャンブルソフトウェア王のTeddy Sagi氏に、残りの2.9%が同社CEOのDavid Avgi氏に所有されていた。IPO後はJPMorgan Asset Management (UK)がSafeCharge社の6.25%を所有し、Henderson Global Investorsが5%を所有した。

5月

fxddFXCM社、FXDD社米国リテール顧客買収へ;FXCM社がFXDD社の米顧客口座買収をした。 FXDD社の買収はかねてから噂されており、買い手がFXCM社かOANDA社に絞られていたため、今回FXCM社によるFXDD社買収はそれほど驚くべき事ではない。

6月-7月

plus500_logo_extendedPlus500社の株価暴落の背景に、悪名高いUKの相場師;フォレックス・マグネイトはイギリスの株コメンテーターSimon Cawkwell氏が、彼の株情報配信サービスの購読者に対し、13%の下落間近であるという警告メッセージを送信したという情報を得た。

彼が購読者に配信したメッセージの中では、Plus500社がターゲットとされ、何の証拠も無く同社の業績を疑問視していた。同社の広報責任者はフォレックス・マグネイトの記者に「伝えられている当社の収益や利益は全て間違っています。当社は完全な透明性があり、当社の子会社は英FCAの規制を受けています。」と語った。

2014年総まとめ後半に続く。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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