シティグループ、日本のリテールバンク市場撤退、機関投資家・法人向けビジネスに注力

by Forex Magnates at 5 January, 2015 カテゴリ: その他 | 世界FX取引業者動向 | 国内その他 | 国内業者 | 国内総合

Citi_ 昨年8月、日本のリテールバンク市場から撤退間近である事が報じられていたシティグループは、先月25日、日本のリテールバンク事業を三井住友銀行に売却することで最終合意に至った事を正式発表した。売却金額は開示されていないが当該プレスリリースの中では『譲渡(transferred)』という用語が使用されいる。金融業界では、通常『譲渡』は前払い金がほぼなく、取引条件が譲渡された顧客の将来の実績に関連付く取引の事を指す。

 売却にはシティバンク銀行のリテールバンクが保有する約74万口座および2.5兆円(210億米ドル相当)の円・外貨預金も含まれ、三井住友銀行の完全子会社であるSMBC信託銀行に譲渡される。本件は、関係当局からの許認可等を前提に2015年10月に実行を予定している。本取引にはクレジットカード事業は含まれておらず、シティは引き続き同事業の売却を目指している。シティは発表の中で、今回の日本におけるリテールバンク事業売却は、昨年10月14日に発表したグローバル個人金融部門の事業再編の一環であると述べた。

 シティは預金が融資を大幅に上回っており、融資事業の勢いを増す事が出来ず今回のバンキング事業売却に至った。発表によるとシティのグローバルオペレーションの重要な要素である機関投資家、政府機関、企業向けのバンキング事業は、引き続き日本で展開する予定である。日本におけるプレゼンスは、アジア内外での投資バンキングサービスの提供をさらに促進させる。

 日本円は2012年末以来最もボラティリティの大きい通貨となっている事から、日本のFX市場とその他の国々の市場へのリクイディティ提供は、シティのディーリングチームにビジネスチャンスを与え続ける。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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