Aiteグループ報告書:2014年グローバルFX日次平均取引高、5.5兆ドルの予測

by Forex Magnates at 19 December, 2014 カテゴリ: その他 | 海外その他 | 海外総合

forex, currency Aiteグループは、グル―バルFX市場に関するレポート『Global FX Market Update 2015: Growth Spurts and Electronification Roadblocks』(作成者:Javier Paz、Howard Tai)を発表した。同レポートには、過去4か月でアクティビティが増加し、2014年の取引高全体を引き上げ記録的数値を挙げたとある。

 Aiteグループは、2014年の日次平均取引高が5.5兆ドルとなる事を予想しており、これは2013年9月に発表されたBIS(国際決済銀行)の報告書の数値より3.8%上回っている。取引高の成長は、FX市場全体における電子取引の増加が起因している。

 フォレックス・マグネイトでもこれまで何度も報じてきたように、電子取引によりFX参加者はタイトなプライシングを容易に調達できるようになった。しかしその結果、プライスをめぐるディーラー間の競争が加熱した。

レポートの概要

電子化の勝者と敗者:勝者には非銀行系マーケットメイカー、サードパーティー・ターミナル(ブルームバーグやロイター)、シングルディーラーおよびマルチディーラーのプラットフォームプロバイダーが挙げられる。敗者は“その他銀行”(non-reporting bank等)、電子ブローキング複占企業である。

電子化の衝突:市場では、プライス・ディスカバリーにリレーションシップベースの取引を高めるためのボイスおよびチャット機能が引き続き使用されている。

UKとUSの電子化:世界のFX取引の40%がUK口座であるが、電子取引では米国に劣る。

リテールFX:非日系リテール市場は2014年の2桁成長が予測され、非常に好調であった2013年の取引高を僅かに下回る見込みである。リテールFX業界全体の日次平均取引高は4,130億ドルと予測されている。

取引高トレンド:FX取引高は成長しているが急激ではない。これは2014年は取引の低迷期間によりマイナス成長があったからである。とりわけ9月のボラティリティ復活で取引高は急増した。

2019年は7.8兆ドルの予想:スワップとスポット取引の後押しにより、2019年にはFX日次取引高が8兆ドル近くに達する事を予測している。

市場参加者:BISが定義する“その他金融機関”の分類は、小規模銀行、リテールアグリゲーター、HFT(高頻度取引)業者、ヘッジファンドが含まれ、これらは2013年の取引高の55%を占めていた。同グループは、この背景には、FXがアセットクラスとして認められた事、電子執行ツールの導入、リテールFX業界の合法化があると説明する。

FX trading by participants

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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