FX Primus社、11月顧客預かり資産が過去最高に、複数の新ソリューション発表間近
FX Primus社は、2014年11月の取引実績を17日発表した。モーリシャス島を拠点とする同社の発表によると、同月の顧客取引高は302.7億ドルで、前月比19%減少であった。9月の400.2億ドルから2ヵ月連続の減少であったが、前年11月と比較するとまだ30%以上上回っている。
一方、11月の顧客預かり残高は過去最高の11,475,327ドルに達し前年比101%増加、新規入金口座は1,315口座で前年比111%増加であった。
FX Primus社社長のTerry Thompson氏は11月の実績について下記のコメントをした:
「当社の11月FX取引高は堅実さを保っています。しかし11月後半の力強さにも関わらず、CFD取引高は勢いが衰えていました。競合他社の11月の結果を見てみても、全体的に取引高低下の傾向がある事が分かります。とりわけ、過去2ヵ月で劇的な取引高増加がありましたので、今回の減少については過度な心配はしておりません。これまで開拓されていない新市場への拡大を続けてきた結果、当社の預かり残高と新規入金口座数は好調です。」
同氏はいくつかの重要な新しい開発がリリース間近である事をこう示した。「当社チームが懸命に取り組んできた複数のプロジェクトが今後数週間で完成する見込みです。これらはFX Primusブランドをさらに高めるでしょう。当社は顧客と見込顧客にワールドクラスの商品を提供する事を100%お約束しています。」このコメントからすると、FX Primus社を法人部門に拡大させるCMS UK社買収に関連しているものと考えられる。
【関連記事】
- 2014/12/08 独占記事:FX Primus社グループ、CMS Forex UK社を買収、法人部門に焦点
- 2014/10/10 FXPRIMUS社、9月取引高前年比130%成長、400.2億ドルを記録
- 2013/08/26 FXPRIMUS社、 上海事務所をオープン
この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。
■最新版フォレックス・マグネイト四半期調査報告書販売中!
■フォレックス・マグネイト日本版の最新記事をfacebookでチェック
最新ニュース
おすすめ記事
- ゲイン・キャピタル 第1四半期(Q1) 業績 回復
- アルパリグループ、7月総取引高1,770億ドル、ロシア社が半数以上占める
- ミラートレーダーの新ソリューション『Mirror360』:Tradency社、ロンドンリテールブローカーAlfaTrade社と提携
- IGグループの第3四半期実績好調、欧州地域は引き続き顕著
- HSBCグループ2014年決算発表:利益17%減、CEOの秘密のスイス口座も明らかに
- 日本の規制と税制がOTCと取引所取引にもたらしたもの
- 金融商品仲介業「楽天IFA」説明会の開催について
- 2014年上海の発展に期待:中国、上海自由貿易区での通貨改革に積極的な姿勢
- FXプライム社、第3四半期決算発表:取引高、四半期最低レベルに
- 米国、来年1月末からFX・先物のクレジットカード入金禁止に、ブローカーは代替方法を模索
コメントはまだありません.