独占記事:ボストン・テクノロジーズ社とForexware社を相手に共同設立者が法廷で争う

boston_technologies_forexware 今年7月初旬にForexware社がボストン・テクノロジーズ(Boston Technologies)社買収を発表後、Forexware社の卓越したテクノロジーソリューションとの統合への取り組みは、ボストン・テクノロジーズ社のリストラ実施へと繋がった。

 また、同月、ボストン・テクノロジーズ社共同設立者であるKevin Millien氏によって英領バージン諸島のBT Prime社と英FCAの規制下にあるBoston Prime社を保有するベリーズ拠点のBT Trading社に対して差し止め命令が申し立てられた。この訴訟は同じく同社の共同設立者であるGeorge Popescu氏らが対象となっており2人の論争は続いている。

 Millien氏はベリーズ裁判所から差し止め命令が認められ、彼の少数株主持ち分をCFHグループに売却する意向を発表、そして米国に戻り彼の利益を守る事にした。

CFHグループから最後に発表されたリリースは5月で、そこでは「このディールは数日以内に完了する事が見込まれ、現在最終デューディリジェンス待ちです。」とあった。5月以降は何の発表もない。

 ニューヨーク州最高裁のCommercial Divisionに提出された文書によると、Millien氏はGeorge Popescu氏、Currency Mountain Holdings (CMH)社(Forexwareの親会社)、Emil Assentato氏(CMH社とボストン・テクノロジーズ社の支配株主)に対して訴訟を始めた。

 Millien氏の宣誓供述書によると、ボストン・テクノロジーズ社の企業構造に関する疑わしいと申し立てられている内容についても多く記載されている。これにより、もしかするとボストン・テクノロジーズ社とCMH/Forexware社のディールの理由が明らかになるかもしれない。

 Millien氏の宣誓供述書の中で最も注目の内容の一つは、今年3月に同社顧客資金200万ドルが失われたとされる情報を彼が得ているという事だ。これはボストン・テクノロジーズ社が同社ソフトウェアの新バージョンをリリースした時の事で同社は100万ドルの損失を被っていた。

 これと同時期、Popescu氏は会社資金10万ドルを『First Zurich Trust』(ボストン・テクノロジーズ社の100%出資会社)というスイス業者に取締役会や株主に無断で提供していたとされる。

 フォレックス・マグネイト記者がForexware社、Currency Mountain Holdings社、Emil Assentato氏にコンタクトを取ると、彼らは公式な声明を出そうとしなかった。Currency Mountain Holdings社の現ストラテジー責任者であるGeorge Popescu氏は「裁判所が最新の申し立ての真価を決定します。私の宣誓供述書を参照してください」と語った。

 Popescu氏、Millien氏、Assentato氏の宣誓供述書全文は下記の通りである。法廷審問は16日に予定されている。

Oca Memorandum Boston Technologies

Emil Assentato Affidavit

Affidavit Popescu by TorVik

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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