シンガポールのFX事情:豪調査会社が発表、FXへの関心低まる

by Forex Magnates at 11 December, 2014 カテゴリ: FX取引サービス | その他 | 海外FX取引サービス | 海外その他 | 海外総合

investment_Trends_logo_square 今年はFX業界にとって激動の1年であり、最初の8か月は顧客やFX・CFD取引業者にとって数々の試練があった。複数のアセットクラスにおいてボラティリティが低く、多くの吸収・合併が行われた。

 世界で最も裕福な国の一つ、シンガポールもこのトレンドの例外ではなかった事をオーストラリアの調査機関、Investment Trends社による大規模調査が示している。この調査はFXのボラティリティ増大が現れる前(もしくはボラティリティが回復し始めた時期)に実施されており、調査の結果、この数年でシンガポールトレーダーのFXに対する関心が低下している事が分かった。

 調査によると、シンガポールでは20,200人の投資家が、2014年9月までの12か月間でFXおよび/またはCFDを取引していた。この数値は前年比で8%減少しており、内訳を見てみるとCFD取引は17,000人(前年比横ばい)、FXは13,000人(前年比13%減少)であった。

 シンガポールのCFD市場は2011年の23,000人をピークに、数年間着実な減少を続け、遂に安定してきたようだ。FXのトレンドはこれとは異なり、同調査の初年度である2010年の29,000人から減少し続けている。

OANDA社がPhillip Futures社が市場シェアをナンバーワン獲得

 10,000人の本調査回答者によると、Phillip Futures社がシンガポールのCFDトレーダーに最も選ばれているブローカーで25%弱のシェアを占めた。第2位はIG Markets社で約17%、次いで第3、4位はCity Index社とCMC Markets社がほぼ同等で14%弱であった。

 最近ゲイン・キャピタル社に買収されたCity Index社はこの4年間で安定的な急成長を遂げている。一方、2012年にゼロからCFD市場に参入したOANDA社は、比較的新参でありながら5%のシェアを占めた。

 FX取引については、昨年シェアナンバーワンであったIG Markets社が、今年はOANDA社にその座を譲った。OANDA社の昨年のシェアは6%であったが今年は18%に増加した。

 今年のIG Markets社のシェアは約15%で、CMC Markets社はPhillip Futures社を追い抜き第3位となった。

 顧客満足度については、OANDA社が92%、CMC Markets社とIG Markets社が86%であった。

注目のモバイル取引統計

 シンガポールはイノベーションのハブである。同調査会社のデータによると、現在88%のトレーダーがFXもしくはCFD取引にモバイル端末を使用している。この数値は昨年より6%高く、2012年からは24%伸びている。

 興味深い事に、本統計開始以来、初めてシンガポールでアンドロイド端末がiOSを上回った。シンガポールのトレーダーのモバイル端末使用率は世界第1位で、第2位は米国、第3位は英国であった。

 シンガポールはまだ取り組みがいのある市場で、同国の規制フレームワークを監督するシンガポール金融管理局(Monetary Authority of Singapore)は、同国規制下に入るブローカーに要求を出している。

 しかし、シンガポールの確固たる金融センターとしての評判により、魅力あふれる極東市場をターゲットとするブローカーの地域的ハブとなっている。シンガポールのビジネス環境に関する詳細はフォレックス・マグネイト2014年第3四半期FX市場調査報告書にて取り上げている。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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