金融サービス業者のグローバル展開進む:クラウドサービス業者もエクイニクス社の東京データセンターを追加

equi プライベート金融クラウドプロバイダーのOptions社は9日、エクイニクス(Equinix)社の東京にあるTY3データセンターに、新たなコロケーションサービスを追加しアジアでのプレゼンス拡大を発表した。エクイニクス社は、全世界で100を超えるデータセンターを展開しており、各地域及び各アセットクラスの金融ビジネスに対する規制へのコンプライアンスを可能とするインフラストラクチャーを提供している。

 TY3への拡大により、Options社のVelocityプラットフォーム利用顧客は、このアジア最大のFX取引ファシリティでのマネージドホスティング・サービスにアクセスする事が可能となる。この追加で香港やシンガポールでの同社プレゼンスがより強化される。

 エクイニクス社アジア金融サービス事業シニアディレクターのDavid Wilkinson氏は「この数年間で、金融サービス業者、取引プラットフォームプロバイダー、リクイディティプロバイダーから、日本におけるデータセンターサービスに対する非常に多くの需要がありました。Options社のTY3追加は、マーケット参加者に世界のFX市場への容易なアクセスを提供します」と述べた。

private cloud service Options社CEOのNigel Kneafsey氏は「今回のTY3追加は、最近の欧州市場フィードの追加、米エクイティネットワークとコロケーション増築に続きます。当社プラットフォームの中でも特にVelocityにとって大きな開発が見られます。同プラットフォームは勢いを増し続け、顧客に低レイテンシーでローカル・グローバルの両マーケットへ直接アクセスできる高いキャパシティーを提供します」とコメントした。

金融サービスのグローバル展開に選択されるエクイニクス

 また、同日エクイニクス社は、『複数アセットクラスを手掛ける金融サービス事業者にグローバル展開が進んでいる』という内容のプレスリリースを発表した。

 発表によると、幅広い地域において資産運用や金融市場における顧客から形成されているPlatform Equinix™上の金融サービスエコシステムに、さらに複数の企業が加わったという。オプション、先物取引、為替取引といった幅広いアセットクラスの金融サービス事業者がエクイニクスを選択する理由には、容易に世界中の金融拠点にアクセスできる事と、充実したIT サポート、相互接続、金融特有の規制要件へ適応している事等がある。同社データセンターは世界中で、すでに175の取引所を含め800を超える金融サービス事業者に利用され、現在売上の20%を占めているそうだ。

 現在、BME社(スペインの全株式市場や金融システムを運用)、FXCM社(FXオンラインプロバイダー)、SmartTrade Technologies社(世界的な流動性管理ソリューションプロバイダー)、Triana社(多岐にわたるアセットクラスの取引後サービスおよびリスクマネジメントサービスを提供)、Chi-X Australia社(豪株式市場を支えるシステムプロバイダー)等が幅広いビジネスチャンスを求めエクイニクス社のサービスを活用している。

 さらにエクイニクス社はBIDSやLiquidnet、IEXといった、機関投資家よび大口注文向けプラットフォームにもサービスも提供している。

 また、先月フォレックス・マグネイトでも取り上げたように、エクイニクス社は43億円を投資して東京に新たなデータセンター(TY5)を建設する。このTY5は運用効率を考えTY3の近隣に建設され、運用開始は2016年の第1四半期と予定されている。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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