米国、来年1月末からFX・先物のクレジットカード入金禁止に、ブローカーは代替方法を模索

by Forex Magnates at 5 December, 2014 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

oanda logo 全米先物協会(NFA)は、FXや先物口座へのクレジットカード入金に関する変更案を提案した。ドッド・フランク法施行後、存続が危ぶまれている米リテールデリバティブ市場は、今回の変更によってさらに米市場の規模が縮小する可能性がある。しかし、ブローカー達は早々にクレジットカード入金の代替えとなり、顧客資金を保護できる法令に準じた方法を探し始めている。

 NFAは、FXと先物市場での高リスクデリバティブ取引におけるクレジットカード入金の変更案が米CFTCに承認され、この新規制が2015年1月末に導入される事を発表した。この新規制により、業者はクレジットカードによる証拠金の受け取りが禁止される。

 当局らはリスクのある金融取引に借入資金の使用を禁止する事を目的としている。NFAの声明には「NFAの取締役会は、FDM会員の顧客によるFX取引口座入金のクレジットカード(Paypal等も含む)使用状況について精査し、圧倒的にクレジットカードが使用されている事が分かりました。」とあった。

Mr. Vatsa Narasimha, Executive Vice President and Chief Strategy Officer, OANDA Corporatio

OANDA社エグゼクティブ・バイスプレジデント兼チーフ・ストラテジーオフィサーVatsa Narasimha氏

 NFAはクレジットカード使用に関する懸念についてこう説明した。「クレジットカードは特性上、簡単に借入金にアクセスする事ができます。FXや先物市場にはその非常に変わりやすい性質により、超短期間で多大な損失を被るリスクが存在します。取締役会は、会員に対し顧客によるFXと先物口座へのクレジットカード入金を禁止すべきであるという結論に至りました。」

クレジットカードの代替えとなる方法は?

 ペイパル、Skrill、ChinaPay等の新しい支払い方法は、eコマース革命がもたらした新規制やシステムの副産物である。インターネットやホームショッピングは、顧客に新たな買い物スタイルを提供した。これと同じコンセプトで、ブローカーはトレーダーに迅速、シームレス、簡単なリアルタイムの入出金方法を提供し人気を集めており、これらの方法は特にマージンコール間近のトレーダーに役立っている。

 米大手OANDA社は最近の変更に対して前向きに受け入れており、同社エグゼクティブ・バイスプレジデント兼チーフ・ストラテジーオフィサーのVatsa Narasimha氏はフォレックス・マグネイトに「当社は、CFTCとNFAに従い、代替えとなる支払い方法を懸命に探しています。」と語った。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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